るりの滝（Ruri no taki）

静岡県袋井市村松
油山寺は大宝元年 (紀元７０１年) 、今から１３００年前に開山されたお寺で山から油が出たことから油山寺と呼ばれます。特にるりの滝水が孝謙天皇の眼病を直したとの言い伝えから、千年以上にわたって諸病全快、特に目の守護、眼病平癒のお寺として、深く信仰されています。

撮影2018/1/4

今回は奥さんと一緒に地元の観光地巡りをしました。最初に行ったのは浜松市にある「大河ドラマ直虎館」で、そこから東名高速道路で袋井まで行きます。

袋井での目的地は可睡斎です。

というのもお正月から４月３日まで「可睡斎ひなまつり」を実施しているからです。

建物内に入ると至るところにお雛様が飾ってありました。

たくさんのお雛様の中でも何といってもこの千体びなが最大の目玉です。 　３２段、１２００体のお雛様は壮観でした。

他にも室内ボタン園などもあり見どころ満載でした。

山口玲煕画伯による襖絵も見事です。

牡丹は花札では６月の花になっているように、通常は春の花ですが、冬に咲くように品種改良されたものでしょう。

可睡斎は曹洞宗ですので、庭園は禅宗庭園です。期待通り滝の石組みが見えました。

折角、袋井まで来たので、可睡斎隣の油山寺にも足を延ばしました。

油山寺は眼病にご利益がある１３００年の歴史を誇る古刹です。

日没まじかでしたので、いそいでるりの滝を目指しました。

るりの滝 (ルリノタキ)		落差4m	評価2
物凄い存在感のある滝です。養老の滝同様に歴史の重みを感じる滝です。

そのまま薬師本堂まで上がってみました。こちらは手前にある三重塔です。

こちらは薬師本堂です。街灯もない中、お堂内の灯りだけが灯っています。

急いでお寺の入口まで戻ると既に薄暗くなっていました。

撮影2005/9/10

沢沿いに小道を歩いていると赤いお堂が見え、その向こうに小さな滝が見えました。

るりの滝 (ルリノタキ)		落差4m	評価2
油山寺の敷地内にある修行の為に使われるうたせの滝です。水量は少ないですが、孝謙天皇の目を治したという言い伝えなど、１３００年近い歴史の重みを感じる滝です。

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