尾丸滝(Omaru taki)


長野県北安曇郡小谷村中土 総合評価4
 小谷温泉は中谷川の断崖絶壁に位置する温泉で、百名山の雨飾山の登山口がある。



撮影2015/10/24
 今回は、深まりゆく秋を追って雨飾山へ向かった。
 前夜は道の駅「白馬」で車中泊し、まだ星の残る早朝5時半、登山口に到着する。50台ほど停めれる駐車場はすでに半分ほど埋まり、人気の山であることを改めて感じた。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・熊避鈴、音楽プレイヤー
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(ウイダーインエネルギー×2、パン×1、お菓子、ペットボトル×2)
(5時57分)
 まだ薄暗い登山口を静かに歩き出す。
 しばらくは高低差のない散策路が続き、両脇の紅葉は真っ赤に染まっていた。だが光が足りず、写真はどれもぶれてしまった。
(6時3分)
 1/11、400メートルと書かれた案内板は山頂まで11分の1の400メートル進んだという意味だ。
(6時9分)
 2/11に到着した。ここで標高は1150メートル、山頂の1963メートルまでは高低差800メートルだ。。
 ここから厳しい登りが始まる。
(6時24分)
 3/11に到着。今まで400メートルを6分のペースだったが、15分へペースダウンした。後、8つあるので、同じペースならあと2時間はかかりそうだ。
(6時40分)
 4/11の道標が石に縛られていた。
(6時42分)
 小さな広場に出る。ブナ平と呼ばれる場所で、案内板には「山頂まで2時間、荒菅沢まで30分」とある。
 紅葉のブナ林が朝の薄光に揺れていた。
(6時55分)
 5/11の道標は木に縛られていた。ひとつひとつの標識が、登山者を励ます道しるべのようだ。
(7時5分)
 山影から太陽が顔を出す。標高は1510メートルほど。
 せっかく登ったのに、これから標高1448メートルの荒菅沢へ向けて下る。60メートル分損したような気分になる。
(7時10分)
 6/11の道標。ここまで正確に400メートル15分のペースで来た。
(7時17分)
 荒菅沢を横切る。
 荒菅沢からは沢沿いに山頂を見通すことが出来た。深田久弥氏が雨飾山を訪れた時は登山道はなく、この荒菅沢を直接登って頂上に達したそうだ。
 荒菅沢を過ぎてからは急な登りが続き、ロープ場も増えてくる。
(7時31分)
 7/11、厳しい登りの連続に足取りが重くなってきた。
 ふと見上げると、ナナカマドが真っ赤な実をつけていた。秋の深まりを告げる鮮やかな色だ。
(7時57分)
 7から8の道標まて26分もかかってしまった。
 振り返ると、駐車場 (赤丸) がはるか下に小さく見える。
 尾根が近づき、山頂がようやく手の届くところに感じられる。
 とはいえ、難所はまだ続く。
(8時21分)
 9/11、息を整えながら、ひとつひとつ標識を拾っていく。
(8時27分)
 尾根に出ると、笹原が広がる笹平に到着した。風が通り抜け、空が一気に広くなる。
(8時33分)
 新潟側からの登山道との合流点。ここから山頂まではあとわずか。
(8時38分)
 10/11の道標に到達。
 ここから最後の厳しい登りが待っている。
 荒菅沢を見おろせる場所に出た。深田久弥氏はここを登ったのだろうか――そんな思いが胸をよぎる。
(8時57分)
 ちょうど3時間で山頂に立つことができた。
 二等三角点が静かに佇んでいる。写真を撮っているのは、やはり私だけだった。
 雨飾山は双耳峰で、南峰には三角点、北峰には石仏が祀られている。
 深田久弥氏の著書「日本百名山」によると、糸魚川地方で有名な羅漢上人というお坊さんが自身で石を刻み、それをこつこつ山へ運んだという。
 北峰から南峰を眺めると、数人の登山者が小さく見えた。
 新潟側の山々は紅葉が終盤に差し掛かり、梶山新道も険しさを感じさせる。
 北峰から続く大網道はさらに荒々しく、ほとんど使われていないという。
 笹平は上から見ると広々としているのがわかる。山頂から笹平を見ると「乙女の横顔」が見えた。偶然の造形に、思わず見入ってしまう。
 山頂には20分ほど滞在し、9時20分に下山開始。午後から雨予報が出ていたため、早めの行動が肝心だ。
(11時00分)
 登りと同じ1時間40分で荒菅沢に戻る。普通なら下山の方が早くなるはずだが、枯れ草もあって滑らないように慎重に歩いた為だ。
 荒菅沢の冷たい沢水を口に含み、ここで10分ほど昼食休憩をとった。
(12時30分)
 登り以上に時間がかかってしまった。
 登る時は薄暗かったので良くみえなかったが、麓の紅葉はまさに見頃。
(12時45分)
 ようやく登山口に戻ることが出来た。所要時間は休憩を含めて7時間弱。
 麓の紅葉がきれいだったので、近くの鎌池に行ってみた。1周40分とのことだが、今回は畔の紅葉を少し眺めるだけにした。
横沢の滝 (ヨコサワノタキ) 落差15m 評価 -
 林道から遠望できたが、水量は少なく、細い糸のように落ちていた。
尾丸滝 (オマルタキ) 落差40m 評価4
 立派な崖を持つ滝だが、この日はほとんど水が流れていなかった。



撮影2009/10/17
 紅葉真っ盛りの白馬を訪れた。
 青木湖から栂池にかけてはスキーで何度も来た場所だが、雪のない季節の白馬は初めてで、八方尾根の紅葉も新鮮だった。
尾丸滝 (オマルタキ) 落差40m 評価4
 白馬から離れて中谷川沿いにある小谷(オタリ)温泉に向かう。断崖絶壁の中にある温泉だが、尾丸滝も、本流の中谷川に注ぐ支流にかかる滝だ。小谷温泉を抜けて、少し行った林道から遠望する。
 この滝は上流で発電用に取水されており、雪解け時期限定の滝の為、ほとんど水がなかった。周りの紅葉はきれいなのに残念だ。



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