仁和寺庭園の滝(Ninnajiteien no taki)

京都府京都市右京区御室大内
 仁和寺は真言宗御室派の総本山で、888年、宇多天皇により開基されました。
 出家後の宇多法皇が住んでいたことから、「御室御所」(おむろごしょ)と称されます。


撮影2021/5/2
 北野天満宮×大覚寺にそれぞれ伝わる源氏の重宝である鬼切丸(髭切)と薄緑(膝丸)という兄弟刀を同時展示する「両社寺の歴史と兄弟刀」展を見る為に大覚寺から北野天満宮へと向かっていると途中に仁和寺の案内がありました。
 仁和寺は高校生の時に読んだ吉田兼好の徒然草の中で、「仁和寺にある法師」のくだりで笑い話※にされていることが非常に印象的でいまだに覚えていました。
 ということで、予定にはなかったのですが、急遽、行ってみることにしました。
※徒然草52段
 仁和寺のお坊さんが石清水八幡宮に参拝していないことを恥じて参拝したものの、入り口の極楽寺や高良神社だけを見て山に登らず帰ってきたことを茶化した話です。
※徒然草53段
 こちらはもっと悲惨な話で、仁和寺のお坊さんの子供がお坊さんになるための修行に入るということで宴席を設けたところ、つい調子に乗って足鼎(あしがなえ)を頭に被って抜けなくなったという間抜けな話です。
 吉田兼好は世捨て人でしたので、由緒あるお寺で学問の最高学府である仁和寺をコケにしたかったんでしょうね。
 仁王門を潜ると左側に本坊表門があり、ここから庭園を見学することが出来ます。
 白書院の廊下から勅使門までは南庭と呼ばれ石庭となっていました。
 続いて宸殿へと入ると北庭を見ることが出来ます。
 背景には五重塔も見えました。
 北庭は南庭とはうって変わって雅な池泉式庭園です。
 真ん中に橋がありその先に滝が流れていました。
仁和寺庭園の滝 (ニンナジテイエンノタキ) 落差3m 評価2
 自然の滝にしか見えない見事な造形です。
 滝の映像
 こちらは北庭から上部だけが見えた五重塔で、重要文化財に指定されています。
 金堂は天皇家ゆかりのお寺だけあって、慶長年間造営の御所内裏紫宸殿(ししんでん)を寛永年間に移築したもので、国宝指定されています。
 紫宸殿は、内裏の正殿であり、天皇元服や立太子礼、譲国の儀、節会などの儀式が行われ、即位礼の舞台ともなる御所で最も重要な建物です。
 現在の京都御所の紫宸殿は1855年再建ですので、仁和寺の金堂が最も古い紫宸殿ということになります。


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