浪切不動寺の滝(Namikirifudoji no taki)

京都府京都市北区衣笠赤阪町
 浪切不動寺は弘法大師空海が中国から無事帰国することが出来たご恩に報いる為、刻んだ浪切不動明王をご本尊とするお寺です。


撮影2021/5/2
 本不動明王像は最初、四国八十八番大窪寺へ安置されましたが、不思議なご縁に導かれここに鎮座されたそうです。
 本像は、一面二臂 (顔1腕2) で三鈷剣と羂索を持ち、天地眼(片目を半眼にする)、牙上下出(牙を片方は上、もう片方は下に出す)という典型的な不動明王のお姿をしていますが、高野山南院に伝わる浪切不動明王は頭部を右下方に向け、右目を見開き、左目をすがめ、両牙を下に出すなどお姿が異なりますので、もう少し後の時代の作と推察されます。
 本堂の背後に滝がかかっていました。
浪切不動寺の滝 (ナミキリフドウジノタキ) 落差3m 評価2
 周りの緑色の木々を見ているとここが京都市内であることを忘れてしまいます。
 滝の映像


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