中山滝(Nakayama taki)

奈良県宇陀郡曽爾村伊賀見
 中山滝は日本300名山の倶留尊山の北方、国見山登山道の途中に見ることが出来ます。


撮影2020/8/1
 今回は奥さんと倶留尊山を登ることにしました。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×1、おにぎり×2、キャラメル×1、チョコレート×1、ペットボトル×4) 、熱湯用水筒
(9時10分)
 
曽爾高原の有料駐車場に車を停めて9時10分に出発しました。
 途中、お亀池官兵衛地蔵に登山の無事を祈願します。
 お亀池に.出るとススキの原とお亀池が一望出来ました。目指す倶留尊山は見えませんが、手前の二本ボソが良く見えます。
(9時35分)
 20分ほどかけて斜面を登り、梅雨明け直後の夏の日差しが照り付けましたが、尾根まで来ると心地良いそよ風が吹いて全く暑くありませんでした。
 稜線沿いを二本ボソに向けて歩いていると眼下にはお亀池が見えます。曽爾高原は秋の紅葉時の茶色のススキの原っぱが有名ですが、緑も中々です。
 東側は切り立った崖に木々が立ち尽くしていますが、西側はスズキの原っぱが一面に広がり、まるで馬のたてがみのようでした。
 午前中の登山道は木々の陰に隠れて本当に涼しかったです。
 かなり高いところまで登ってきました。お亀池も小さく見えます。
 倶留尊山の山頂付近は私有地になっており、入山料が必要です。
 ポストに二人分の入山料1000円を入れました
(10時40分)
 標高880メートルの二本ボソ山頂です。変な名前ですが、昔、山頂に二本のホソの木が立っていたことが由来だそうです。ホソとはコナラの木の方言名です。
 倶留尊山へは一旦、降って再び登り返さないといけません。
 イワシの口まで出ると東側の景色を良く見ることが出来ます。
 こちらは3月に登った三峰山です。
 3月に三峰山から見た倶留尊山ですが、真ん中の一番高いのが倶留尊山山頂で、左側が今いる二本ボソ、さらに左側のピークが亀山でしょうか。
 パノラ写真で見るとこんな感じです。三重の山々が一望出来ました。真ん中の奥に見える尖がった山は尼ヶ岳です。
 倶留尊山山頂への道は結構、険しく鎖場もありました。
(11時15分)
 2時間ほどで標高1037メートルの倶留尊山山頂に到着です。
 三角点は三等三角点「倶留尊山」です。
(12時35分)
 お昼はカップヌードルで、山頂には1時間以上滞在しました。
(14時00分)
 折角ですので、帰りは亀山経由で帰ることにします。
 亀山への道は鎖場もあります。
(14時15分)
 標高849メートルの亀山山頂に到着ですが、立派な標識はなく、木に括り付けられた案内板だけでした。
 西側のパノラマ写真です。室生の山々が一望出来ました。
(15時00分)
 
約6時間の山行となりました。
 続いて、倶留尊山北方の国見山登山道の途中に見ることが出来ると言う、中山滝へと向かいます。
 県道81号線から弁天橋を渡り、その後、林道へと入ると案内板がありました。
 3つの案内が書かれており、一番上が「右中…」となっており、恐らく「右中山滝」と書かれていたものと思われますが、右の林道はタラコ谷沿いにかかっています。
 右と書かれた林道は狭くて物凄い急坂なので車を近くの路肩に停めて、タラコ谷左岸沿いの林道を歩いて行きました。
 少し歩くと福と書かれた大きな石があり、そこを過ぎると右のタラコ谷に滝が見えます。
 木々の間からなので、良くわかりませんが、これが中山滝のようです。
 そのまま林道を進むと沢へと降りる道がありました。
 ところがこの道が物凄い悪路でなかなか前へ進むことが出来ません。
蛇谷出合いの滝 (ヘビダニデアイノタキ) 落差10m 評価6
 5分ほど悪銭苦闘してようやく滝の前に立つことが出来ました。
 中山滝は落差70メートルで幻の滝とまで言われた滝です。悪戦苦闘とは言え、こんなに簡単に辿り着けるはずはないですし、何よりも落差がありません。
 家に帰ってから色々調べてみると中山滝はこの蛇谷を遡ったところにあり、この滝は蛇谷がタラコ谷に出会うところにある滝ということが分かりました。
 ということで、今回はここでギブアップして再度訪問することにします。
 滝の映像


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滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
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