モーカケの滝（Moukake no taki）

福島県南会津郡檜枝岐村燧ケ岳			総合評価8
七入から御池へ行く途中にあるモーカケの滝です。

撮影2017/8/27

今回は燧ヶ岳を登るために久しぶりに尾瀬へ行ってきました。実は一週間前に燧ヶ岳登山をするつもりだったのですが、天気が良くなかったので、途中で目的地を奥鬼怒の滝へ変更しています。

（携行装備） 　・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア 　・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト 　・食料（カップヌードル×1、キャラメル×1、チョコレート×1、ペットボトル×４) 、熱湯用水筒

（５時４０分） 　５時半前に御池駐車場に着き、準備を整えて出発します。御池駐車場のトイレがウォシュレット付だったのには驚きました。檜枝岐村は平家の落武者伝説も残る人里離れた過疎の村だと思っていたのですが、実は結構、裕福な村のようです。尾瀬湿原の玄関口に加え、会津駒ヶ岳、燧ヶ岳という二つの日本百名山を抱え、村の民宿も大賑わいでしょう。

登山口を出発するとすぐに分岐が現れます。まっすぐ行けば、三条の滝ですが、今回は燧ヶ岳へと左に曲がります。

最初はうっそうとした木々の中、苔むした石の上を歩いて行きます。

尾瀬らしい木道が現れました。

俎�ｰ （まないたぐら、２３４６メートル）を１０合目とする案内標識がついています。

展望の利かない木々の茂る急坂を抜けると、いきなり平坦な湿原に出ました。今までの暗い木々の間から一気に明るくなります。正面に山が見えますが、これはまだ燧ヶ岳ではありません。

（６時３０分） 　湿原の中、木道を歩いていると左に池塘のある休憩所に到着しました。案内板には広沢田代と書かれています。まだ歩き始めて１時間なのでここでの休憩はパスして先を急ぎます。

広沢田代を過ぎ、再び急坂を登っていると、御池駐車場方面が見えました。御池駐車場が標高１５０２メートルですので、４００メートルぐらい登ったのではないかと思います。

急坂を登りきると、再び湿原が現れ、今度は正面に燧ヶ岳 (俎�ｰ) が見えました。

燧ヶ岳を見ながら木道をゆっくりと進みます。

（７時３０分） 　熊沢田代の休憩所に到着しましたが、ここでは１５分ほど休憩し、しばし燧ヶ岳と左右の池塘の景観を楽しみました。

平坦な木道を抜け登り坂にさしかかると左側へと登山道が続いていきます。最後は石がごろごろしたガレ沢に出ますが、ここが唯一の難所と言えるかもしれません。

御池駐車場方面はもう小さくなっています。

（９時１５分） 　広沢田代から１時間半ほどで俎�ｰ山頂に到着しました。

ここには二等三角点「燧岳」があります。

少しガスっていましたが、尾瀬沼も見えました。ここでちょっと早いですが、カップヌードルを食べて腹ごしらえします。

燧ヶ岳は柴安�ｰ （しばやすぐら、２３５６メートル） 、俎�ｰ （まないたぐら、２３４６メートル）、ミノブチ岳、赤ナグレ岳の５つのピークがあり、最高点は柴安�ｰです。３０分ほど俎�ｰで休憩し、もうひと踏ん張りして最高地点の柴安�ｰを目指して出発です。

（１０時００分） 　柴安�ｰ には１５分ほどで到着しました。

尾瀬ヶ原の広大な湿原が見えましたが、湿原の向こうに見えるはずの至仏山は雲の中でした。

再び、柴安�ｰ から俎�ｰ へと戻ります。

（１０時３０分） 　１０時３０分に俎�ｰ を出発しました。

（１３時００分） 　無事、登山口へと戻ることが出来ました。総所要時間７時間半ほどの登山でした。

帰りはモーカケの滝を再訪することにします。

モーカケの滝		落差30m	評価8
かなりの遠望ですが、大自然の中を豪快に落ちる滝に登山の疲れも吹き飛びました。

撮影2012/10/6

渋沢大滝を訪ねた帰りに寄ってみました。

ブナ坂の清水		落差20m	評価2
紅葉で魅力がちょっと増してました。

展望台からは結構距離があります。

モーカケの滝		落差30m	評価8
遠望ですが、相変わらず水量豊富な豪快な滝でした。 　滝の映像

撮影2006/8/10

三条の滝を訪ねた帰りにブナ坂の清水とモーカケの滝にちょっと寄ってみました。

ブナ坂の清水		落差20m	評価2
モーカケの駐車場から見ることが出来ます。 　道路を挟んで下流にも流れが続いていまし。

モーカケの滝は駐車場から１分歩いた所に観瀑台があります。

モーカケの滝		落差30m	評価8
かなりの遠望でした。
でも水量が多く崖を一気に落ちる迫力が伝わってきます。 　滝の映像

日本の滝（ホーム）　日本の滝一覧　日本の滝百選　自薦百選の滝　訪問履歴