餅谷の滝(Mochidani no taki)

岐阜県高山市一之宮町地図
 餅谷の滝は位山の麓にかかります。


撮影2020/9/19
 今回は日本二百名山の位山に登る為に高山市に来ました。
 モンデウス飛騨位山スノーパークから登るコースとダナ平林道終点から登る巨石群登山道がありますが、巨石をたくさん見ることが出来る巨石登山道から登ることにします。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト、熊よけスプレー
 ・食料(カップヌードル×1、キャラメル×1、チョコレート×1、ペットボトル×2) 、熱湯用水筒、バーナー
(7時40分)
 ダナ平林道の終点登山口から、石段を登って登山開始です。
 石段の先には太陽ご神殿がありました。
 最初の巨石が禊岩です。お参りの前にここで身を清めるのかもしれません。
 御門岩と書いて、みかどいわと読みます。
 こちらは日抱岩 (ひだきいわ) です。
 朧岩はほんの少しだけ距離がありました。
 光岩と息つく間もなく次々と巨石が現れます。
 豊雲岩は裏側に少し木々が付いていますが、表側は岩だけで全容が良く分かりました。
 鞍ノ岩は幅広の大きな石です。
 餅ノ岩は木々に覆われて石が見えませんでした。
(8時00分)
 ここまで距離的には3分の1しか来ていませんが、急坂はここまでで、ここからは平坦な歩きやすい道になります。
 急坂は終わりましたが、巨石はまだまだ続きます。
 こちらは八重雲岩です。
 倉立岩は真ん中に割れ目が入っており、どっしりとしています。
(8時15分)
 30分ほどでモンデウス飛騨位山スノーパークからの登山道と合流する稜線に到着しました。
 鏡岩を過ぎるといよいよ天の岩戸です。
 天の岩戸は侵入出来ないようにロープが張られていました。
 位山は飛騨一宮水無神社のご神体であり、天の岩戸は水無神社の奥宮となっています。
 天の岩戸の隣には天の扉も見えます。
 巨石登山道沿いの最後の石です。
 少し進むと分岐があり地図がありました。右側行くと山頂で左側へ行くと御岳山や乗鞍山の展望スポットがあるようです。まずは山頂へと行くことにしました。
 昼食休憩にぴったりの広場へと出ます。本日は曇り空の為、全く見えませんが、ここからは白山も見れるそうです。
 ここを右に進むと三百名山の川上岳 (カオレダケ) へと行くことが出来ます。天空遊歩道と名付けられた登山道ですが、片道7キロ、往復6時間もかかりますので、今回はパスしました。
 昔、位山には男の神が住み、川上岳、船山の女の神二人が男神の妻の座を競ったそうです。結局、川上岳の女神が妻となり、天空遊歩道が作られる一方、船山との間には大きな溝を作って行き来を遮ってしまったそうです。
(8時30分)
 50分で山頂に到着しました。
 三等三角点「赤岩」です。
 折角ですので、天の泉を飲みに行くことにしました。
(8時40分)
 山頂からすぐ近くの場所にこれほどの水が湧いていることが不思議です。
 「飲めば病が治る」等の言い伝えがあり、未知なるパワーを秘めた神の水を頂きました。
 乗鞍岳眺望スポットは全く見えませんでした。
 御岳山眺望スポットも同様です。
(9時30分)
 2時間弱の登山でした。
 続いて麓にある餅谷の滝へと車で向かいます。
 県道453号線を進むと左側に餅谷林道が現れますが、ゲートがあるので、ここからはマウンテンバイクで行くことにしました。
 12分で林道から沢へと入って行くところに到着です。
 マウテンバイクはここにデポしました。
 案内板は倒壊しているので注意しないと通り過ぎてしまいます。
 最初は沢から少し遠ざかるので不安でしたが、ここから階段を登って巻いて行きました。
 左へ行くとそのまま位山と川上岳の間にある天空遊歩道へと行けるようです。
 滝へは右側へと向かいます。
 急な階段を降りると滝つぼへ到着しました。
 左側の支流から落ちる滝の飛沫に濡れながら先へと進みます。
餅谷の滝(モチダニノタキ) 落差9m 評価6
 ネットに掲載されている餅谷の滝よりも水量が随分と多いようです。
 左側からは細い流れの滝も合流していました。
 滝の映像


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