蓑谷三滝(Minodani san taki)

高山市上宝町鼠餅 総合評価8
 県道89号線沿いの沢上谷には、30メートルを超える大きな滝が3本あります。



撮影2010/8/22
 前回は遠望で我慢しましたが、ちょうど1年後に、沢登りで3つの滝の滝つぼまで行ってきました。
 県道89号線が沢上谷を橋で越える所が一箇所地図あります。ここが入渓地点ですが、右岸沿いに林道があるので、終点まで車で入って行くと駐車スペースがあり、もう少し近いところから入渓することが出来ました。
(7時34分)
 左の写真のところから沢へおります
(7時40分)
 5分ほどで、大きな滝つぼを持った滝の前へ着きました。
(7時42分)
 この辺は次から次へと小滝が現れて、楽しく沢歩きをすることが出来ます。
(7時54分)
 木々の緑の間を次から次へと現れる小滝や滑滝をを越えながら本当に楽しい沢歩きが出来ました。
(8時15分)
 大きな一枚岩の上を勢いよく水が流れています。
蓑谷大滝(ミノダニオオタキ)地図 落差30m 評価8
(8時26分)
 滑滝の親分のような大きな滝が現れました。前回見た遠望でも水量の多さが確認出来ましたが、近くで見ると水量の多さがより実感出来ます。
 滝の映像
(8時57分)
 10分ほど蓑谷大滝で写真を撮ったり休憩しました。次は枝沢にある岩洞滝を目指します。
 蓑谷大滝からの帰路、右岸からの流れが見えました。この沢の奥に岩洞滝があります。
岩洞滝(ガンドタキ)地図 落差25m 評価8
(9時12分)
 15分ほどできれいな直瀑が見えました。
 垂直に切り立つた岩盤が所々赤く変色しており、裏見も可能です。
 裏から見ると上部は青い空を背景に水滴が飛び、下部は木々の緑を背景にまぶしいくらいでした。
 滝の映像
(9時38分)
 岩洞滝でも10分ちょっと休憩し、再び本流との出会いに戻り、最後にもう一つの枝沢から五郎七滝を目指します。
(9時57分)
 本流に戻って20分ほど歩いていると、ようやく入渓した地点まで戻りました。ここから少し下流を見ると、右岸に小さな滝がかかっており、この滝の左側をよじ登ると滑沢が続いています。
(10時4分)
 滑沢を歩いていると、今までの滑沢を立てたような滝が現れました。これが五郎七滝かと思いましたが、付近は木々が鬱蒼としており県道から遠望したのと少し違います。右側を見ると沢を高巻く踏み跡があったので、さらに上部を目指しました。
 滑沢を立てたような滝を越えると、その前に歩いて来た滑沢より角度が急で滝と言っても良いぐらいの滑沢が現れました。
五郎七滝(ゴロシチタキ)地図 落差80m 評価6
(10時14分)
 この滑沢を慎重に歩くと目の前に大きな壁です。水量は少ないですが、二条の流れが見えました。どうやら五郎七滝はこの流れから下の滝までを含んだもので、資料で調べた落差80メートルもそれなら納得出来ます。
(10時29分)
 五郎七滝には10時20分までいて、本流との出会いまで戻りました。
(10時32分)
 3つの滝の滝つぼまで行って戻って来ましたが、約3時間の道のりです。尚、沢には誰もいないと思っていましたが、私が行った時には3組と出会いました。沢登りの装備は最低限必要ですが、特に難所もなく初級沢登りコースとして結構人気があるようです。



撮影2009/8/22
 県道89号線の沢上谷を走ると県道から3つの滝を見ることが出来ます。遠望なので、迫力はわかりません。
五郎七滝(ゴロシチタキ)地図 撮影09/8 落差80m 評価5
 3つの滝の中で一番、落差があります。滑状に流れていました。
岩洞滝(ガンドタキ)地図 撮影09/8 落差40m 評価5
 緑が切れた岩壁を一気に落ちる直瀑です。ちょっと水量が少ないのが残念です。
蓑谷大滝(ミノダニオオタキ)地図 撮影09/8 落差30m 評価5
 3つの滝の中では一番、水量がありました。遠くからでも水の多さが分かります。



日本の滝(ホーム) 日本の滝一覧 日本の滝百選 自薦百選の滝 訪問履歴

滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
このホームページについての御意見・御感想は、GAF03402@nifty.com までお寄せ下さい。
本ホームページの著作権は、S.KOBAYASHI に帰属しております。
本ホームページの内容の一部、または全部を無断で複製、変更することは法律で禁じられております。