南相木村の滝(Minamiaikimura no taki)

長野県南佐久郡南相木村 総合評価6
 南相木村にはたくさんの滝があります。



撮影2021/5/15
 前回は不動の滝だけ見て帰ってしまったので、今回は二百名山の御座山(おぐらさん) を登る為に再訪しました。
 前回来た時よりも詳細な地図が登山口にあります。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(パン×1、牛乳×1、キャラメル×1、チョコレート×4、ペットボトル×3) 
(6時00分)
 登山口の駐車場には一台も停まっていませんでした。私が一番乗りのようです。
(6時50分)
 入り口の地図には不動の滝まで30分とありますが、今回も50分かかりました。
 登山マップの標準時間でも1時間となっていますので、きっと間違いか、もしくは南相木村の方は皆さん健脚なのかもしれません。
不動の滝(フドウノタキ)地図 落差10m 評価7
 ほとんど水が流れていませんでしたが、これが普通なのかもしれません。この滝は冬の氷瀑が似合うようです。
 不動の滝で10分ほど休憩し、丁度7時に出発しました。不動の滝を過ぎると一気に急坂になり、急斜面を九十九折り状に登っていきます。
 入り口の地図に核心部と書かれていた鎖場が現れました。右手首骨折から1ヵ月半ぐらいでさすがに鎖場は痛みます。
(8時05分)
 入り口の地図には不動の滝から御岳神社まで1時間とありましたが、何とか5分オーバーの65分で着きました。
 御岳神社は独立峰のようになっているので今度は急な降り坂となります。
 山口コースの分岐となる鞍部に着きました。
(8時30分)
 ようやく避難小屋です。ここまで来れば山頂はすぐです。
 ちょっと避難小屋にお邪魔してみました。
 室内はかなり広く、大人数でも泊まれそうです。
 ここは左へ行くと崖に飛び出してしまうので、右側を登った方が安全でした。
 左側は断崖絶壁になっています。
(8時35分)
 2時間35分で標高2112メートルの御座山山頂に到着しました。
 山頂標識の隣には石製の祠があります。
(9時55分)
 ガスが出ていて山頂からの展望は全くないので、山頂には10分ほどいるだけで早々と退散しました。
 不動の滝には1時間10分ほどでしたので、ようやく入り口の地図と同タイムです。
(10時35分)
 不動の滝からは入り口の地図では20分でしたが、降りでも40分かかります。やっぱりこのタイムでは戻ることが出来ませんでした。
 一平の滝へ行こうと思ったのですが、情報不足の為、諦めて他の5滝を再訪することにします。
 最初は千ヶ淵の滝です。
千ヶ渕の滝(センガブチノタキ)地図 落差10m 評価6
 前2回は冬場でしたので、初めて普通の状態の滝を見ました。やはり本流にかかるだけあって水量豊かです。
 上流の小滝も中々風情があります。
 登山の疲れを癒す為、滝見の湯へ行きましたが、その前に犬ころの滝を見てきました。
犬ころの滝(イヌコロノタキ)地図 落差10m 評価5
 横から見ると大迫力です。
 幅広の滝は見ていて気持ちいいですね。
 続いて千ヶ滝です。
 沢まで降りて石伝いに反対岸へと渡りました。
千ヶ滝(センガタキ)地図 落差5m 評価4
 後ろの橋が気になります。
 大きな滝つぼが特徴的な滝でした。
 立岩の滝はその名も立岩の少し下流にかかります。
 見た通りの立岩でした。
 お風呂に入った後なので、あまり汗を流したくありません。ゆっくりと沢へと降ります。
立岩の滝(タテイワノタキ)地図 落差10m 評価5
 最初に見えるのが幅広の滝です。
 続いて狭くなったところを一気に水が流れ落ちます。
 一番下から見た景観ですが、同じ滝でも見る角度によって様々な表情を見せてくれました。
 最後はおみかの滝ですが、道路脇の駐車場から降りて行くと汗をかきそうだったので、下から行きました。
 トンネルへと入ります。
おみかの滝(オミカノタキ)地図 落差25m 評価6
 トンネルの中から見ると真正面に見えますが、少し距離があります。
 近づくと下部が見えないのが残念です。
 滝の映像




撮影2013/2/10
 南相木村の案内板には7つの滝があります。今回、未訪問の不動の滝と一平の滝へ行って見ることにしました。
千ヶ渕の滝(センガブチノタキ)地図 落差10m 評価6
 不動の滝と一平の滝へ行く途中の道路沿いから見ることが出来ます。
 前回は、滝の前をガラスのように透き通った氷がすっぽりと覆っていましたが、今回は普通の滝でした。でも、本流にかかる滝はやはり水量が豊かです。
 不動の滝は御座山登山道の途中にかかります。左の看板のある登山道入り口まで、雪深い林道を車で進みます。
 案内板には不動の滝まで30分とありました。アイゼンを付けて不動の滝を目指します。
不動の滝(フドウノタキ)地図 落差10m 評価7
 結構な急斜面を慎重に登ります。先人の踏み跡がある為、特に困難な道ではありませんでしたが、滝前には倍近い50分もかかってしまいました。
 標高も結構ある為、滝は完全に氷っています。ビテオを撮っても水音のしない沈黙の世界でした。
 滝の映像
 不動の滝へ行ったあと、未訪問の一平の滝を目指しましたが、道路が閉鎖されていましたので、あっさりと諦めました。



撮影2008/2/16
 今回は、手軽に見れるいくつかの滝を見てきました。
 最初は、おみかの滝です。上ん渕、中ん渕、下ん渕と三つの滝つぼがある三段の滝です。道路沿いの駐車場に車を置いて、すぐに見ることが出来ます。
おみかの滝(オミカノタキ)地図 落差25m 評価6
 雪や氷に覆われて、全貌が良くわかりませんが、スケールの大きな滝です。
 姑に滝に突き落とされた「おみか」という美しい娘さんの伝説が残ります。
千ヶ渕の滝(センガブチノタキ)地図 落差10m 評価6
 この滝も道路沿いから見ることが出来ます。
 滝の前をガラスのように透き通った氷がすっぽりと覆っており、その中を水が勢い良く流れていました。いろいろな氷瀑を見てきましたが、なかなかユニークな氷瀑でした。
  道路沿いに駐車スペースがあるので、ここに車を停めて、5分ぐらいで滝前まで行くことが出来ます。
立岩の滝(タテイワノタキ)地図 落差10m 評価5
 小さな滝が連続していました。
 氷と雪に覆われた中を勢いよく水が流れ落ちています。
 幻想的な景色が楽しめました。
 滝見の湯という温泉施設の隣にかかります。名前が犬ころといかにも変な名前ですが、昔、野犬を懲らしめる為にこの滝を使ったのが由来だそうです。
犬ころの滝(イヌコロノタキ)地図 落差10m 評価5
 滝から見た景観は左側にこの温泉施設が見えてしまうのでいまいちです。
 横に広い滝で、全面が氷と雪で覆われており、その下を水が流れていました。
 今回、行った中では、一番奥にある滝です。
千ヶ滝(センガタキ)地図 落差5m 評価4
 道路の橋げたの下にかかるので、景観はあまり良くありません。滝は氷瀑で、滝の表面も、完全に氷と雪で覆われていました。
 静岡あたりでこの滝を見たら、感動するのでしょうが、南相木村の滝を見ていると氷瀑が当たり前なので、氷瀑にだんだん慣れてしまいました。
 滝の映像


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