京都御所の滝(Kyotogosho no taki)
京都府京都市上京区京都御苑 | ||
京都御所は江戸時代まで皇居だったところで、京都御所、仙洞御所、京都迎賓館などの施設があります。 |
撮影2023/9/29 |
中立売御門に有料駐車場があるので、ここに車を停めて歩いて御所内を散策しました。 |
京都御所は予約不要で見学できます。 |
紫宸殿は皇居で最も重要な建物で即位礼をはじめ様々な儀式が行われ、明治元年の五箇条の御誓文もここで行われました。 |
清涼殿は天皇の執務と儀式の場となった建物です。 |
清涼殿の東側には御池庭があり、 |
京都御所御池庭の滝 (キョウトゴショオイケニワノタキ) | 落差2m | 評価2 |
小さな滝がかかっていました。 |
近衛池滝石組 (コノエイケタキイワグミ) | 落差2m | 評価2 |
枝垂桜の名所でもあるので、是非、整備していただきたいですね。 |
仙洞御所南池雄滝 (セントウゴショミナミイケオタキ) | 落差2m | 評価2 |
八ッ橋から東側を見ると小さな滝がかかっていました。 見学通路では見ることが出来ませんが、この滝の上流には雌滝もかかっています。 滝の映像 |
洲浜もきれいでした。 |
高貴な方が船遊びされるのでしょうね。 |
京都御所の最後は、日本の歴史、文化を象徴する都市・京都で、海外からの賓客を心をこめてお迎えし、日本への理解と友好を深めていただく施設として2005年に開館した京都迎賓館です。 当日は2千円でガイド付きツアーが実施されていました。私の参加した組は4名しかおらず、その都度、ガイドさんに質問することができるので、大変良かったです。 |
藤の間は最も大きな部屋で洋食の晩餐会や歓迎式典の会場として作られました。 |
壁面装飾は、日本画家の鹿見喜陌画伯の下絵をもとに、綴織りの技法で織った織物で、39種類の草花が織り込まれています。 |
窓から見える額縁庭園も見事でした。 |
桐の間は、和食を提供する「和の晩餐室」で、京料理でおもてなしします。 上部に見える「五七の桐」は、日本国政府の紋章で、截金(きりかね)細工が見事でした。 食事中に芸妓さんや舞妓さんによる舞や箏の演奏などが行われます。 |
実はこの日の夜、私も祇園での宴席に芸妓さんと舞妓さんを呼んで、京都の伝統芸能を堪能してきました。 |
庭園は廊橋を境に池の水深が変わり、島の配された海の部分と、稲穂をイメージした水田の部分に分かれます。 水田の部分には年中、緑色を維持するネビキグサが稲穂をイメージして立っていました。 |
海の部分には亀島もあります。 お約束通り頭をもたげ背中には縁起の良い松の木も植えられていました。 |
こちらの船はブータン国王夫妻をお迎えした際に実際に使われたそうです。 |
催しの際のゲストの控室や随行員の待合室として使用される聚楽の間の西陣織の椅子の贅沢さには驚きました。 |
夕映えの間は大臣会合などの会議や立礼式のお茶のおもてなし、晩餐会の待合として使用されます。 東の壁面には比叡山から登る月、西の壁面には愛宕山に沈む夕日という実際に見ることが出来る情景を織り込んだ織物がおかれていました。 こちらは比叡山から登る月の織物です。 |
こちらが愛宕山に沈む太陽で、近づいて見ると、その精緻な技法に驚かされました。 |
夕映えの間からの額縁庭園も見事です。 建物や調度品には、数寄屋大工、左官、作庭、截金(きりかね)、西陣織や蒔絵(まきえ)など人間国宝クラスの方が総動員されており、一度は見ておくべき施設と思いました。 |
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