久遠寺の滝（Kuonji no taki）

山梨県南巨摩郡身延町身延
身延山久遠寺は１２８１年創建の日蓮宗の総本山です。

撮影2024/4/27

久遠寺に行く前に塔頭寺院の宿坊「志摩房」へ行きました。

久遠寺の宿坊としては最古級です。 　門の右側には守護である最上位経王大菩薩の旗がかかっていました。 　日蓮宗における最上位経は法華経になります。

門をくぐって左へ行くと本堂がありました。目当ての庭園は本堂の右手にあります。

本堂の左側に最上稲荷本社への案内があるので案内に従って進みます。

庭園の真ん中の赤い橋が目につきました。

橋を渡って反対側を眺めると白ツツジが満開です。

志摩房庭園の滝(シマノボウテイエンノタキ)		落差2m	評価2
左側には小さな滝がかかっていました。

続いて久遠寺へと向かいます。

山門横の無料駐車場に停めて山門をくぐると階段にびっくりしました。さすが山寺です。 　軟弱なので歩いて行くのをやめて上のせいしん駐車場に停めることにしました。

せいしん駐車場には珍しい斜行エレベーターがあります。 　名前はエレベーターですが、実際はモノレールですね。

斜行エレベーターを降りるとすぐに本堂と五重塔です。

本堂で靴を脱ぐと渡り廊下を使って各建物を拝観することが出来ました。

仏殿を過ぎると目的の水鳴楼庭園が見えました。

亀島は手前に浮かんでいるのですぐ分かりましたが、鶴島はどこにあるのでしょうか。仏殿前の白い立石と松の辺りでしょうか。

水鳴楼庭園の滝(スイメイロウテイエンノタキ)		落差10m	評価5
中央の築山からの滝と右側にも小さな滝が落ちていました。 　一筋の滝の流れである仏の教えが池、すなわち世界へと広がる姿を描いています。
左側には木橋が見えます。近くにも行けそうですが、庭園内は立入禁止です。 　滝の映像

水鳴楼庭園は案内地図には池の印があるだけで庭園名は記載されていません。 　そのためか、当日は多くの参拝客がいましたが、私がいた１０分間に訪れる人は誰もいませんでした。

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