櫛羅の滝 (Kujira no taki)

奈良県御所市櫛羅 総合評価5
 櫛羅の滝は奈良県御所市の葛城山登山道の途中に見ることが出来ます。


撮影2018/5/19
 葛城山の櫛羅の滝コースは台風被害により閉鎖されていましたが、通行禁止が解除されたということで早速行ってきました。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×1、おにぎり×2、キャラメル×1、チョコレート×2、ペットボトル×3) 、熱湯用水筒
(10時00分)
 葛城山は観光地ということもありロープウェーでも行くことが出来ます。
 獣よけの柵を通って登山道へと入ります。
 北尾根コースとの分岐です。右へ曲がると北尾根コース、真っすぐ進むと櫛羅の滝コースですが、ここは真っすぐ櫛羅の滝コースへと進みます。
(10時10分)
  しばらく沢沿いの道を歩いていると、沢から分かれて左側の斜面へと登るところに出ました。ここを真っすぐ沢へと入っていくと櫛羅の滝です。
 白龍大神と書かれた石碑と不動明王がありました。
櫛羅の滝 (クジラノタキ) 落差8 評価5
 本来はもっと落差があると思うのですが、滝つぼは土砂で完全に埋まっていました。台風災害の酷さが良くわかります。
 分岐に戻り斜面を登って行くと数字が書かれた標識がありました。山頂を10とした合目標識です。
(10時40分)
 3の標識を過ぎて10分ぐらい歩いていると分岐に着きましたが、真っすぐ行く道にはロープが張られて立入禁止となっていました。
 登山道は使えませんが、二の滝までは行けるのでないかと思い、ロープをくぐってまっすぐ行とと、二の滝(行者の滝)との分岐がありました。ここを二の滝方面へと歩いて行きます。
 最初はそれほど荒れた道ではなかったのですが、段々と雲行きが怪しくなってきます。
 ついには雑草で道が見えなくなってしまいました。
 と思っていたら、突然、崖崩れで道がなくなっています。これはかなり酷い状態です。滝音が下の方でしているので、ここの崖を慎重に降り、滝音の方へと行ってみました。
行者の滝 (ギョウジャノタキ) 落差7 評価5
 すると行者の滝がありました。壁面はオーバーハングしており、落差はありませんが、荒々しい滝です。行者が修行するには丁度いいのではないかと思います。
 滝の映像
(11時10分)
 登山道へと戻り山頂を目指します。
 こちらの道は崖崩れの為に作られた迂回路のようで、数字の後ろに枝番が設定されていました。
 本来の登山道との合流地点です。
 7合目標識を過ぎると崖崩れ地点に出ました。ここも結構酷いです。
 9合目標識です。山頂まではあと少しです。
(12時00分)
 ロープウェーから来る道と合流しました。
 ここからは車道を歩きます。
 大和三山も見えました。
 レスラトンもあり、ロープウェーで来た観光客と登山客とが混在しています。
 レストランのあるところから山頂への最後の道が続いていました。ここを登り切れば山頂です。
(12時15分)
 2時間15分で山頂に到着しました。行者の滝の寄り道がなければ2時間ほどで着いたでしょう。
 三角点は二等三角点「篠峰山」です。
 金剛山同様、大阪市内も一望出来ました。
 この後、レストラン脇の広場で昼食休憩を取ります。
 山頂には葛城天神社があります。
(13時30分)
 帰りはロープウェーにしました。


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