首渕の滝 (Kubibuchi no taki)

福岡県嘉麻市桑野
 首渕の滝は嘉麻市桑野の国道211号線の旧道近くにかかります。


撮影2023/8/14
 ガードレールの切れ目から滝へと向かいます。
 実は入口から既に滝が見えていました。
 鳥居の向こうに薄っすらと滝が浮かび上がっています。
 道は草ぼうぼうで訪れる人も少ないようでした。
 戦国時代、上流に花尾城があり、首切り場があったことに由来する説や、
 死んだ敵方の兵士の首を捨てたから首渕と呼ぶ説など所説あります。
 いずれにしてもここで多くの武士の首が切り落とされたようです。
首渕の滝 (ツブロブチノタキ) 落差5m 評価4
 首渕と書いてツブロブチと読むそうです。
 滝は本流にかかっていることもあり水量も多く、確かに血を洗い落とすには都合が良かったことでしょう。
 石の祠には宝暦元年11月吉日と刻まれているので1751年と思われます。
 左側の石碑は根本が短くまるで人の首のようで、あまりに不気味だったので早々と退散しました。
 滝の映像


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