光前寺龍門瀑(Kozenji Ryumonbaku)
長野県駒ヶ根市赤穂 | ||
光前寺は860年創建の古刹で戦国時代には武田氏、羽柴氏、江戸時代には徳川家の庇護を受けました。広大な境内全域が「光前寺庭園」として名勝指定され、重要文化財の建物もあります。 |
撮影2017/6/17 | ||
最初は仁王門ですが、工事中で近くに行けません。 | ||
境内には樹齢数百年の巨大な杉が林立しています。 | ||
見事な苔の古道もありました。 | ||
江戸時代末期に再建された山門を抜けると重要文化財の室町時代に建てられた弁天堂がありますが、ただの小屋だと思って素通りしてしまいました。 |
龍門瀑(リュウモンバク) | 落差5m | 評価2 |
池の向こうに金色に輝く三重の塔が見えました。良く見ると対岸には小さな滝もあります。光前寺は武田氏、羽柴氏、徳川家に庇護されたお寺ですので、大名庭園の様式で庭園が造られたものと思われます。 池泉回遊式庭園と言えば、鎌倉時代の蘭渓道隆が考案した出世を暗示する鯉が滝登りして竜になる竜門瀑がつきものです。 |
池を左に見ながら階段を登ると本堂がありました。本堂も江戸時代末期の再建です。 | ||
三重の塔の手前に犬の銅像がありました。霊犬早太郎と書かれています。 昔々、遠江の見附 (今の磐田市) で妖怪 (老ヒヒ) が田畑を荒らして村人を苦しめていました。そこで光前寺で飼われていた早太郎を借りて退治したというものです。磐田市では早太郎のことを悉平太郎と呼び、現在では磐田市のユルキャラ「シッペイ」として人気を博しています。 |
本坊奥庭園の滝(ホンボウオクテイエンノタキ) | 落差5m | 評価1 |
本坊にも池泉庭園がありますが、こちらは回遊式ではなく築山等により自然を再現したものです。 | ||
嬉しいことにこちらにも小さな滝がかかっていました。 滝の映像 |
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