最初は左岸を登りますが、ここで右岸へと渡りました。
対岸に小さな赤いリボンがあるのですが、見落としてそのまま沢を直登りしそうになるので注意が必要です。 |
右岸をしばらく歩いていると支流を横切りました。 |
さらに沢を渡って再び左岸へと渡ります。 |
水がなくなってきたので、峠はもう少しと自分に言い聞かせて、坂道を登りました。 |
(7時30分)
最後は抉れた狭い通路上の急登を登ると尾根筋の小女郎峠に到着です。
尾根筋は遮るものがないので、強風が吹き荒れており、気温は10度でしたが、物凄く寒く感じました。
レインウエアの上着を着ることにします。 |
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折角ですので、小女郎池に行ってみます。
南船路村(蓬莱駅から比良駅の間にかつて存在した村)に久右衛門とお孝の夫婦が子供と住んでいましたが、お孝が夜な夜な池に通うので、後をつけてみると大蛇の化身である若い男と逢っていました。お孝は自分の左目をくりぬいて子供が泣いたらこれをしゃぶらせてほしいと頼んで池に消えてしまいました。以来、この池は孝女郎の池、転じて小女郎ヶ池とよばれるようになったそうです。
蓬莱駅付近からここまで片道2時間半はかかると思いますが、お孝はこれを毎日、登っていたということですから、凄いパワーですね。 |
池のほとりでバナナを食べてエネルギー補給します。 |
(8時00分)
峠に戻り蓬莱山へと向かいました。 |
蓬莱山山頂まであと少しですが、霧が出て良く見えません。 |
(8時25分)
3時間弱で山頂に到着しました。 |
リフトはまだ動いていません。
蓬莱山には道路は通じていないはずですが、軽トラックが停まっていました。一体、どうやってここまで来たのでしょうか。しかも公道ではないのにナンバーまで付いています。ヘリコプター、それとも御在所ロープウエイのようにロープウエイで運んだのでしょうか、疑問は尽きません。 |
カフェもまだ営業前です。 |
琵琶湖テラスも霧で全く景色が見えません。 |
ここで寝転んで日向ぼっこをしたいですが、この曇り空ではダメですね。 |
一瞬、霧が晴れて琵琶湖が見えました。午後から晴れのようですが、そこまでは待てません。 |
一等三角点「比良ヶ岳」です。 |
鐘を叩くと音が山頂に響き渡る彼岸の鐘ですが、叩き忘れました。 |
ロープウェイ山頂駅のある打見山ですが、一旦降って登ったところにあります。 |
昨年11月に登った白滝山は雲に隠れて全く見えません。 |
(9時10分)
山頂には45分ほど滞在しましたが、風も強くブランコでのんびりという訳にはいかず、帰ることにしました。 |
小女郎谷は結構急です。 |
(9時35分)
小女郎峠には25分で着きました。
ここでレインウエアを脱ぎます。 |
(11時10分)
蓬莱山往復に要した時間は5時間40分でした。
途中、たくさんの人とすれ違いましたが、林道終点の駐車スペースには私しか停まっていませんでした。
皆さん、蓬莱駅から歩いて来たものと思われます。帰りは蓬莱山か打見山から降りる周回コース、もしくはロープウエイを使うのかもしれません。 |