布引の滝(Nunobiki no taki)


三重県熊野市紀和町小栗須 総合評価9
 布引の滝は、日本の滝百選にも名を連ねる名瀑で、深い山あいにひっそりと佇む姿が訪れる者を魅了する。


撮影2006/4/8
 熊野川の支流・楊枝川には、布引の滝のほかにもいくつかの滝が点在している。
 布引の滝へ向かう道すがら、それらの滝を順に眺めながら歩いた。
大滝(オオタキ) 落差10m 評価6
 大滝は、布引とは別の沢にかかる滝で、大きな岩の間を水が勢いよく流れ落ちている。
 近くで見ると、落差以上の迫力があり、谷に響く水音が心地よかった。
 布引へ向かう道路脇から望むことができる滝。
松山滝(マツヤマダキ) 落差35m 評価7
 左右から樹木がせり出し、その間を白い筋となって落ちる姿は風情があり、山の静けさに溶け込んでいた。
 こちらも道路脇から見下ろす形で眺める滝。
荒滝(アラタキ) 落差40m 評価8
 距離はあるものの、落ちる水の勢いは凄まじく、名の通り荒々しい。
 布引の滝が素直に流れ落ちる女性的な美しさを持つとすれば、荒滝はまさに男性的な豪胆さを感じさせる。
 布引の滝の前には、雨ざらしになった観光案内板があり、ボタンを押すと音声で解説をしてくれる。
 山深い場所にありながら、訪れる人を迎える温かさが感じられた。
布引の滝(ヌノビキノタキ) 落差53m 評価9
 布引の滝は、4段・総落差53メートルの大瀑である。上から順に、12メートル、3.5メートル、7.7メートル、29.1メートルと続くが、観瀑台からは最上段の滝は見えない。
 最下段の滝は、岩肌を滑るように静かに落ち、ほとんど飛沫を上げない。その姿はまさに布を垂らしたようで、名前の由来をそのまま体現している。
 滝壺へと下る遊歩道も整備されており、5分ほど歩けば最下段の滝前に立つことができる。
 間近で見る布引の滝は、遠目よりもさらに優美で、静けさの中に凛とした力を秘めていた。
 滝の映像



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