衣の滝(Koromo no taki)

岩手県奥州市衣川区 総合評価7
 衣の滝は衣川の源流部にある滝です。衣川は平安時代末期には蝦夷と大和政権との境界線ともなっており、境界線に接する平泉には奥州藤原氏が栄えたことでも有名です。


撮影2018/4/30
 衣の滝を目指していると道路沿いにたくさんの鯉のぼりが見えました。
 車を停めて良く見ると、鯉のぼりの向こうに滝が見えます。付近の案内板を確認すると菊の滝と書かれていました。
 案内板を確認すると本来は落差11メートルの滝でしたが、上部が浸食され、また滝つぼも土砂で埋まってしまったそうです。
菊の滝 (キクノタキ) 落差1m 評価3
 落差はほとんどなくなって滝とは言えなくなっていますが、いくつか甌穴が見られ水流の強さが良くわかります。
 滝の映像
 続いて上流へと向かうと今度は三滝の案内板がありました。
 案内に従って沢へと降ります。
三滝 (サンタキ) 落差10m 評価6
 黒光りした壁面をダイナミックに水が流れ落ちていました。真ん中の太い流れのほかに、良く見ると左側と右側に細い流れがあり、これが三滝の名前の由来かもしれません。
 滝の映像
 衣川の源流部に位置する大きな滝です。
 林道を進み橋の手前で車を停めて沢へと降ります。
衣の滝 (コロモノタキ) 落差10m 評価7
 観瀑台から見ると二段の滝でした。
 奥の滝は新緑の若葉に包まれて幻想的です。
 手前の滝は大きく二つに分かれ豪快に流れ落ちていました。
 滝の映像


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