カロー大滝(Karo ootaki)

東京都西多摩郡奥多摩町日原
 百尋の滝のさらに奥地へと日原街道を進むと、日原鍾乳洞があります。鍾乳洞からさらに林道を進み、途中でカロー沢沿いの登山道を登っていくとカロー大滝があります。
 実は東日本大震災以来、崖崩れにより林道は通行止めになっています。
 今回のコースは途中の林道が通行止めとなっている関係で、登山者は少なく、崖崩れや倒木などもあり、非常に危険な状態になっています。多くの分岐がありますが、道標もなく、コースミスをする可能性があります。管理されたコースではないため、自然条件についての知識、技術、装備についての十分な準備が必要となります。又、熊も生息している為、対策も必要です。
 私のホームページを参考に行かれた場合も一切の責任を負いません。又、単独行は事故があった場合、致命的な結末を招きます。十分な注意をお願い致します。


撮影2014/8/31
(8時00分)
 早朝で鍾乳洞の駐車場には誰もいませんでした。ここに車を停めて出発します。崖崩れがあるとあったので、念の為、ヘルメットをして行くことにしました。
(携行装備)
 ・沢靴、ストック、ヘルメット、手袋、熊避鈴、熊避スプレー、音楽プレイヤー
 ・GPS、コンパス、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(弁当×1、チョコレート×1、水筒×1)
(8時02分)
 梵天岩と呼ばれる尖った岩が右側に見えました。
 左側には崖崩れも跡も見えます。
小川の大滝 (オガワノオオタキ) 落差8m 評価5
(8時08分)
 右側の沢下を覗き込むと滝が見えました。実は銚子の滝も探していたのですが、鍾乳洞よりも上流にあると勘違いして行きそびれてしまいました。
(8時21分)
 カロー谷との合流地点にかかる橋に出ました。
 この橋を渡ってすぐに右に曲がると登山道があります。
(8時23分)
 すぐに分岐が現れました。足は整備された右側の道を行きたがっていましたが、この道は水道の取水設備につながっていて行き止まりになるので、左側の心もとない道が正解です。
(8時28分)
 沢沿いの崖にかかる道を歩いていると、右側の沢下に小さな滝が見えました。実はこの滝が見えたら、道を間違えています。手前の分岐のところからジグザグの道を登っていかなければなりません。
(9時02分)
 ジグザグ道を登っていると段々と沢から離れて行くので心配ですが、高巻き道なので辛抱強く登っているとやがて沢と合流します。さらに進むと倒木の向こうに滝が見えました。
忠三の滝 (チュウゾウノタキ) 落差7m 評価5
(9時03分)
 沢が大きく右カーブを切るところにかかる滝ですが、左側の崖が崩れて滝つぼを倒木が覆っています。滝の上には橋が見えるのですが、道は崖くずれによってなくなっていました。
(9時08分)
 倒木を慎重に越えて橋まで来ましたが、橋も壊れて真ん中で折れていたので、沢を石飛びで慎重に渡ります。
経木小屋下の滝 (ケイキコヤシタノタキ) 落差7m 評価5
(9時11分)
 左岸の沢沿いの道を歩いていると、小さな滝が見えます。滝のある場所は木々があまりなく、ちょっとした空間になっていました。
(9時19分)
 さらに歩いていると橋があり、渡った先に分岐がありました。右側の道の上流には橋もあるので、行きたくなりましたが、ここはじっとこらえて、左側を真っ直ぐに進むのが正解です。
(9時20分)
 するとすぐに、整頓された丸太と空き地がありました。これが先ほどの滝名の由来となった経木小屋跡のようです。
 この空き地に立つと、左側に橋が見えましたが、橋を渡らずに真っ直ぐ進みます。
(9時26分)
 左岸沿いを引き続き歩いていると、一瞬木々が途切れ、道もなくなってしまいました。前方には再び木々が生い茂った沢があるので、そこを目指して道なき道を進みます。
(9時32分)
 すると、左岸から右岸へ渡る橋に出るので、ここを渡ります。尚、木製の橋はぬるぬるして滑りやすく大変危険です。ここは橋を使わずに沢の中を歩いた方が安全です。
(9時37分)
 すると、右側に橋のある場所に出ました。その先は、ユーターンするように沢からどんどん離れて行くので、気持ち的には真っ直ぐ進みたくなりますが、ここは高巻き道なので橋を渡らなければなりません。
(9時54分)
 途中崖崩れもありましたが、九十九折の道を何度も行ったりきたりして登っていきます。等高線を見ると高度差は200メートル以上あり、ここの登りはかなりキツイところです。ここを登り切るとT字路に出るので、左折しますが、帰りは要注意です。左側の木の幹に赤いテープが巻かれているので、そのまま真っ直ぐいかないように注意しなければなりません。
(10時02分)
 登り切るとトラバースするように歩きますが、途中の沢にかかる橋が倒木で大変なことになっていました。
カロー大滝 (カローオオタキ) 落差30m 評価7
(10時10分)
 2時間以上かかってやっとカロー大滝の前に立つことが出来ました。ネットの情報ではかなり高いところにかかる滝なので水量が少ないとのことでしたが、意外と多い水量に感激しました。2時間かけてやってきた甲斐があります。
 滝の映像
(12時30分)
 滝前には10分ほどいて、引き返しましたが、ここらさらに天目山への登山道が続きます。
 帰りも行きと同じぐらいの時間がかかりましたが、何とか駐車場まで戻ることが出来ました。
 日原鍾乳洞の駐車場は朝とは違って、満車となっていて、駐車場の整理員の方が何人もいるのには驚きました。折角、観光地まで来たので、鍾乳洞も寄っていくことにしました。
 カロー大滝へ行ったままの服装(ヘルメット、熊よけスプレー、リュックサック)でしたが、ヘルメットは結構天井に頭をぶつけたので大正解でした。観光客からは、随分用意がいいですねと言われて、思わず苦笑いをしてしまいました。
 洞窟に入ってみて人気があるのが良くわかりました。入った瞬間にヒンヤリと冷気を感じ、夏でも涼しくまさに天然のクーラーです。
 洞窟は旧洞と新洞とに分かれていて、旧洞の最深部は高さにして50メートルくらいの大きな空間がありました。
 新洞は急な階段を登っていくのですが、途中に白滝と書かれた石柱があり、思わず足を止めてじっくりと見てしまいました。
 秋芳洞の黄金柱のような派手な鍾乳石はありませんが、手軽に冒険気分が味わえる点で、なかなか良い洞窟でした。


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