門野の滝(Kadono no taki)

岐阜県恵那市明智町杉野
 町全体を大正時代にタイムスリップさせた日本大正村にある滝です。
 マスつり場の廃墟が滝への入り口となります。


撮影2014/8/23
 マスつり場の廃墟に車を停めて歩きはじめます。
 いのししよけの電気柵を慎重にまたいで奥へ進みます。
 橋の上に倒木がかぶさって大変なことになっていました。ここを慎重に越えて、すぐに沢を渡って右岸の遊歩道へ入ります。
 遊歩道も至るところに倒木があって大変歩きづらくなっていました。
門野の滝(カドノノタキ) 落差12m 評価5
 マスつり場の廃墟から15分ほどで滝前に着くことが出来ました。正面には注連縄が締められた地元限定の信仰の滝です。
 荒々しい岸壁を二筋に分かれて水が流れ落ちていました。
 滝の映像
 折角、日本大正村の近くに来たので、昼食がてら寄ってみることにしました。
 お昼ごはんはもちろん浪漫亭で大正ロマンあふれるハヤシライスです。でも、私の個人的感想を言わせて頂ければ、日本でハヤシライスがマイナー料理にとどまっているのはカレーの方がおいしいからではないでしょうか。正直、カレーを食べたかったです。
 これは現役の十六銀行です。
 旧明智町役場です。
 絵画館です。大正村を提唱した澤田正春氏にまつわる展示がありました。澤田正春氏は土木作業員をしながら撮った木曽路の写真で有名になった方で、写真だけでなく書画、エッセイ、小説など多方面で才能を発揮されました。明智町もたびたび訪問され、氏が提唱した大正村構想が実現することになった訳です。
 大正ロマン館です。初代村長の高峰三枝子氏、初代議長の春日野相撲協会理事長、洋画家の山本芳翠氏の作品も展示されていました。
 逓信資料館です。懐かしい電話機がたくさんありました。
 日本大正村資料館です。登山靴だった為、展示場には上がらなかったのですが、何やら古めかしいものがたくさん展示されていました。
 おもちゃ資料館です。小さな建物同様、展示物もあまりありませんでした。
 大正時代館にも行きましたが、全般的に展示物が寂しいのが残念です。
 これでは恐らくリピーターはこないでしょう。逆に言えばショボイ分、維持費もそれほどかからないので、破綻することはないと思いますが、このままでは早晩、行き詰るのではないでしょうか。


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