定入滝 (Jyoi taki)

三重県多気郡大台町久豆地図
 定入滝は宮川ダム下流の支流にかかります。



撮影2025/1/4
 県道53号線の対岸を走っていると消えかかった居八の滝と書かれた案内板がありました。定入滝は生居滝、居八の滝などいくつか別名があるようです。
 定入と聞くと、弘法大師が弥勒菩薩出世の時まで、衆生救済を目的として高野山の弘法大師御廟で永遠の瞑想に入っているという入定を連想しますが、どのような言われがあるのでしょうか。
 案内板のところから降りて行く途中、間違って谷筋へ降りかけましたが、思いとどまって尾根筋から降ります。
 大きな石の脇をさらに下へと降りました。
 途中から左へ抜けてさらに降りて行きます。
 前方に川が見えましたが宮川でしょうか。
 ようやく宮川本流に出ました。
定入滝 (ジョウイタキ) 落差15m 評価7
 綺麗な分岐瀑です。
 太陽に照らされ輝いていました。
 滝の映像
 宮川ダムは1955年に竣工した堤高88.5メートルの重力式コンクリートダムです。70年近く経っているのでダムも黒くなるなどかなり年季がはいっていました。
 第一と第二発電所は高度が稼げるため、宮川ではなく、太平洋側の赤羽川水系に水を落としていますが、落とす水が半端ないため、海の塩分濃度が薄くなって漁業にも影響があったそうです。この話からもビッグプロジェクトであったことが伺えました。
 ダム堤を通って対岸に回ったら、定入滝が見えるではないですか。下から見上げるより大きな滝に見えました。



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