実相寺庭園滝石組(Jissojiteien takiiwagumi)
静岡県浜松市浜名区引佐町金指 | ||
実相寺は、1387年開創の古刹です。1994年に枯山水庭園の石組が発見され、県の指定名勝となりました。 作庭年代は不明ですが、本堂が1678年、観音堂が1702年建立ですので、同時期の江戸時代前期と推測されます。 |
撮影2024/4/21 |
山門からお寺へと入ります。 |
鐘楼門は大きくて立派でした。 鐘楼の下には60センチの穴が開いており、金指の町に鐘の音が響き渡るそうです。 |
本堂も歴史を感じさせました。 |
本堂と観音堂の間から庭園が見えます。 寸志とありましたので、少しだけ箱にお金を入れさせて頂きました。 |
実相寺庭園滝石組(ジッソウジテイエンタキイワグミ) | 落差2m | 評価1 | |
築山の頂きに遠山石、その下から水が流れ(枯れ流れ)、三尊石で流れは二手に分かれます。 右手の流れは龍門瀑となりその下には龍にならんとする鯉魚石が置かれていました。 武士に支持された臨済宗のお寺らしく出世を意味する龍門瀑が造られたのでしょうか。 |
本堂から観音堂の方を見ると左が鶴島、右手には亀島を模した石組が見え、こちらも縁起の良い庭園でした。 |
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