井沢渓谷の滝 (Chumakaido no taki)

岐阜県恵那市上矢作町漆原 総合評価6
 恵那市上矢作町の町興しとして、最近整備されました。



撮影2014/7/5
 井沢渓谷の駐車場に行く途中に見ることの出来る地元で信仰されている不動滝です。
不動滝 (フドウノタキ)地図 落差5m 評価3
 道路沿いに注連縄の向こうに滝がかかっていました。
 駐車場には立派な案内板が設置されており、片道1.4キロの林道沿いに全部で11個も滝がありました。さらに最初の雨乞い淵の滝の下流に音打淵の滝、最上流の三の背の滝の上流に波消淵の滝があり、あわせて13個もの滝を見ることが出来ます。何か凄く得した気分がします。
 本来は駐車場から歩くのですが、夕暮れ時で他に訪問者もいなかったので、車で行かせて頂きました。車で行くといずれも徒歩数分のお手軽滝となります。
音打淵の滝 (オトウチブチノタキ)地図 落差3m 評価2
 釜淵の滝、雨乞い淵の滝と書かれた案内板のところから沢に降り、下流の雨乞い淵の滝のさらに下流に行くと見ることが出来ます。
 緑の木々が滝つぼに覆いかぶさって全容を見ることが出来ませんでしたが、それはそれで風情のある景観を楽しめました。
雨乞い淵の滝 (アマゴイブチノタキ)地図 落差3m 評価2
 昔、雨乞いをしてかなえられたという淵にある滝です。
釜淵の滝 (カマブチノタキ)地図 落差6m 評価5
 上流の釜淵から流れ落ちる滝で、真ん中の大きな岩によって二つに分かれていますが、私が行った時は右の流れの方が勢いがありました。
釜淵 (カマブチ)地図 落差4m 評価3
 雨乞いに行った村人が竜によって淵に引き込まれてしまいましたが、大きな古い釜を沈めたら、竜は出なくなったそうです。
そうめん滝 (ソウメンタキ)地図 落差2m 評価2
 最初はそうめんのような形をした滝だと思っていましたが、地名に由来しているそうです。
水神淵の滝 (スイジンブチノタキ)地図 落差5m 評価3
 昔、水が絶えないように水神様を奉ったそうです。
元屋敷の滝 (モトヤシキノタキ)地図 落差9m 評価6
 滝の上流にあった屋敷にちなんだ名前だそうで、井沢渓谷の主瀑です。
元屋敷二段滝 (モトヤシキニダンタキ)地図 落差8m 評価5
 元屋敷の滝の上流にかかる二段の滝です。この滝も規模の割りになかなかいい滝です。
箱淵の滝 (ハコブチノタキ)地図 落差3m 評価3
 川の両岸が箱のように切り立っている岩場で出来ている淵から流れ落ちているところから名付けられました。
あぶすなの滝 (アブスナノタキ)地図 落差5m 評価3
 左岸にあるあぶすな山にちなんで名付けられた滝です。
ゆずりはの滝 (ユズリハノタキ)地図 落差3m 評価3
 常緑高木の譲り葉が群生していたことから名付けられた滝です。秋の紅葉がきれいだそうです。
三の背の滝 (サンノセノタキ)地図 落差3m 評価3
 案内地図上の最上流の滝です。背板にしょった薪や草を三回休んでは井沢まで運んだことから名付けられたそうです。
波消淵の滝 (ナミショウブチノタキ)地図 落差3m 評価2
 「終点、遠いところまでごくろうさまでした。気をつけてお帰りください。」と書かれた案内板のところにある滝です。
 滝の映像
 これが終点の案内板です。これがないと、まだ上に何かあるかもしれないと思って歩いていってしまうので、終点の案内があるのは大変親切で良いことですね。


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