石樋の滝(Ishidoi no taki)

群馬県吾妻郡嬬恋村干俣
 バルコールつま恋スキーリゾートのすぐ隣を流れる宇田沢は滑状になっており、石で出来た樋に似ていることから石樋と名付けられています。


撮影2015/10/3
 バルコールつま恋スキーリゾートは夏と秋に四阿山や浦倉山などの登山用にゴンドラを稼働しているので、折角ですので、百名山の四阿山に登ることにしました。
 ゴンドラは往復で大人2千円です。
 嬬恋村らしく妻の鐘がありました。思っていたより大きな音がしたのでびっくりしました。
(9時40分)
 四阿山は菅平から登るのが一般的ですが、パルコールつま恋スキーリゾートの山頂駅からの方が標高差が少なく、およそ1時間40分ほどで登ることが出来ます。
 但し、今回は奥さんと一緒なので、ゆっくり行くことにしました。
 最初はスキー場の連絡通路のような道を歩きます。
(9時48分)
 ほどなく第4フーガリフトの降り口に着きました。ここから本格的な登山道が始まります。
 登山道は木々に阻まれて眺望は良くありませんが、一ヵ所、米子カルデラを一望出来るところがあり、これから登る四阿山をまずは遠望で確認しました。
 木道も整備されていて歩き易い登山道です。
(11時8分)
 茨木山との分岐に着きました。
 山頂近くになると急に険しくなり、鎖場もあります。
 あと、少しで山頂です。
(11時40分)
 標準時間より20分ほど遅れて2354メートルの山頂に到着しました。
 山頂に立つ祠です。
 山頂からは360度の眺望を楽しむことが出来ました。
 当日は快晴で浅間山の右側には富士山も見えました。
 西を見ると榛名山 (標高1390メートル) が下の方に見えます。
 草津白根山も良く見えます。
 米子カルデラは四阿山、根子岳、奇妙山、浦倉山から形成されるカルデラで、山頂から見ると構造も良くわかります。下から米子大瀑布を見るのとは違った感動を覚えました。遠くには妙高山も見えます。
 西の方を見ると根子岳から続く菅平も見えました。背後には白馬岳など北アルプスも見えます。
(12時20分)
 八ヶ岳、乗鞍、さらには御岳まで見えました。日本の屋根をほとんど見ることが出来、大満足です。
 山頂には昼食休憩も含めて40分ほどいました。名残惜しいですが、12時20分に下山開始です。
 山頂からの映像
(12時26分)
 行きに見逃した二等三角点です。お地蔵さんもいらっしゃいました。
(14時00分)
 帰りは1時間30分ほどで戻ることが出来ましたが、奥さんは前日に降った雨のぬかるみに足を取られて4回も転んでいました。
 四阿山に登った後は石樋の滝へ向かいます。東海大学嬬恋高原研修センターの事務所へ行って駐車許可を貰ってから滝へと向かいます。
 駐車場の近くに滝への入り口があります。
 熊注意の看板があり熊鈴をしっかりと鳴らしながら歩きました。
 15分ほどで東屋へ到着しました。
 沢へ降りると延々と滑が続いています。渓流長靴を履いていたので、100メートルほど沢を登ってみました。
 紅葉も少し始まっています。
 小さな石が階段のように続いています。
 石段は延々と続きます。
 が、最後は石がなくなり滑になります。
石樋の滝 (イシドイノタキ) 落差5m 評価5
 最後の滑の直下に小さな滝がかかります。滝の左岸を慎重に降りて滝前に立ちましたが、良く見たら遊歩道がちゃんとありました。
 幅広のなかなか優雅な滝です。背景の紅葉もきれいでした。
 滝の映像


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