院谷三滝 (Indani san taki)
岐阜県揖斐郡揖斐川町開田 | 総合評価7 | |
日本最大の総貯水量6億6千万立方メートルを誇る徳山ダム付近に幾つかの滝を見ることが出来ます。 ダム近くの建物の壁に貼られてた地図に幾つかの滝が記載されていました。こちらの地図には院谷三滝とシッ谷の大ダルが記載されています。 |
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こちらの地図には国道417号線の終点まで行き、そこから林道へ入って見ることが出来る高倉の夫婦滝が記載されていました。 |
百丈滝 (ヒャクジョウタキ) | 落差40m | 評価5 | |
するとすぐに大きな滝が見えました。 ただ、これ以上、先へ進むのは危険なので、ここで引き返すことにします。 |
続いて千丈滝です。 |
千丈滝 (センジョウタキ) | 落差30m | 評価7 | |
紅葉には少し早いですが、かなり上の方から優雅に流れ落ちていました。 |
最後は万丈滝です。 |
万丈滝 (マンジョウタキ) | 落差30m | 評価5 | |
こちらも大きな滝ですが、木々に隠れて全容はわかりません。 滝の映像 |
続いて徳山ダムを再訪しました。 |
アツンの滝 (アツンノタキ) | 落差5m | 評価4 | |
前回、滝つぼまで行っているので、今回は遠望で我慢します。 |
外は彦根城、中はプラネタリウムという物凄いお城、藤橋城です。 今回も外観だけ眺めて、中には入らず帰りました。 |
撮影2015/7/25 |
徳山ダムは日本有数の多目的ダムですが、建設の最大の理由は治水にあります。その後、名古屋市等の都市部の水源確保、更には揚水発電まで計画されて巨大化していきました。その結果、人口1,500人の徳山村全村が湖底に沈み廃村となりました。 |
計画時から不要論が多く、八ッ場ダム、川辺川ダムとともに長期化している代表格とされ、治水としての価値は疑いがないとしても、水源としての利用については、最大の利用者として期待された名古屋市への接続がいまだ実現しておらず疑問視されています。又、発電としては当初計画された杉原ダムとの40万キロワットの揚水発電も中止され、15万キロワットの一般ダムへと縮小されました。 というように、どちらかと言えば、税金のムダ使いではないかといのうが現時点での評価です。 |
ダムから国道を見るとスノーシェードの向こうに滝が見えました。これがアツンの滝ですが、これではいかにも物足りないです。 |
管理事務所に行って、見せてくれと頼んでみました。 |
本当は一般の方は立入禁止ですが、今日なら作業もしていないので、入ってもいいですよと入れてくれました。頼んでみるものです。 |
カーブを曲ったら、道路の向こうに滝が見えました。 |
近づくと滝の前ががちがちに固められていました。これではあまりに景観が悪いと思っていたら右側に通路がありました。 |
アツンの滝 (アツンノタキ) | 落差5m | 評価4 | |
遠くから見たときは大きな滝に見えましたが、精々5メートルといった小さな滝でした。 | |||
でも、滝の右側に階段が作られています。もしかしたら、上流に大きな滝があるかもと期待して登ってみました。 | |||
期待は見事に外れました。水道管があるので、どうやらダムの管理所のための水源になっているようです。これより先は水を汚すといけないので、この辺で退散しました。 滝の映像 |
次は国道417号線を車で進むと、橋の左側の欄干に院谷百丈滝見橋の説明がありました。橋の上から徳之山八徳物語の百丈滝が見えるそうです。 |
百丈滝 (ヒャクジョウタキ) | 落差40m | 評価5 | |
残念ながら木々の緑で全く滝が見えませんでした。 |
次の谷へ行くと今度は美徳千丈滝見橋です。 |
千丈滝 (センジョウタキ) | 落差30m | 評価7 | |
こちらは見事な千丈滝が見えました。 説明板の通り、手の届きそうな距離に苔むした岩間を縫うように流れ落ちていました。 |
更に次の谷には雪姫万丈滝見橋です。 |
万丈滝 (マンジョウタキ) | 落差30m | 評価5 | |
滝水は鏡山の雪姫が化身した聖なる水だそうです。直瀑の滝があるのですが、緑の木々の間に隠れていました。 尚、徳山八徳物語ですが、ちゃんと本になっているようです。 滝の映像 |
国道を更に進み徳之山八徳橋の手前を左折すると徳山会館があります。 |
徳山会館から先は、通行注意の看板がありましたので、慎重に進みます。 |
シッ谷の大ダル (シッダニのオオダル) | 落差15m | 評価6 | |
右カーブのところに立派な滝がありました。今は簡単に行けますが、道路が出来る前はどうやって行ったのでしょうか。 | |||
岩をよじ登って覗いたら、何と両門の滝でした。といっても、右の流れは水量が少なかったですが・・・。 滝の映像 |
帰りに藤橋城へ寄ってみましたが、既に閉館していました。見た目は彦根城ですが、中身はプラネタリュームというどうしようもないコンセプトの建物で、もちろん歴史上の由来もありません。 補助金が入って村人が集まって何に使うか考えた結果だと思いますが、建設費7億円も総工費3,500億円の徳山ダムと比べたら、まあいいかと思えてきます。 |
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