宝徳寺庭園の滝 (Hotokujiteien no taki)

群馬県桐生市川内町5丁目
 宝徳寺は臨済宗建長寺派の寺院で室町時代の宝徳年間(1450年頃)に創建された禅寺です。


撮影2023/7/16
 まずは風鈴が迎えてくれます。
 こちらは色とりどりの傘をぶら下げて地面に反射させたものですが、夏の暑い日差しも工夫次第で涼しくなりました。
 続いて本堂へと入ります。
 本日は和傘のアート展で入場料500円を払いました。
 まずは石庭が迎えてくれます。
 山奥の景観を再現した究極の姿が石庭ですが、借景も手伝って見事な景観でした。
 龍のふすまです。龍は鯉の化身とされ出世を象徴しますので良く襖絵の題材とされました。
 床板を磨き上げて和傘を映りこむようにしてリフレクション撮影が出来ます。
 庭を観ると額縁庭園とリフレクション撮影が同時に出来ました。
宝徳寺庭園の滝 (ホウトクジテイエンノタキ) 落差3m 評価2
 お寺の方に日本庭園を観たいとお願いすると一般公開していないが、他に鑑賞者がいないので特別にお見せしましょうと見せて頂きました。
 禅宗式庭園は修行に相応しい深山幽谷を再現した庭です。
 深山幽谷ですので、山や滝、川、石、木々を配していかにも山奥にいるような雰囲気を作り出します。
 のちに水の流れがないのも枯山水として趣があるとされるようになり、さらに進んで池、滝などの実際の形は消え抽象的、象徴的に表現する石庭へと進化しました。
 ですので、宝徳寺には実際に水が流れる深山幽谷を再現した庭園と深山幽谷を抽象的・象徴的に表現する石庭との二つの禅宗式庭園があるということになります。
 滝の映像


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