仏御前滝(Hotoke gozen daki)

福井県大野市西勝原地図
 九頭竜湖から福井市側へとくだる国道158号線、通称美濃街道を進むと、仏原ダムの手前に駐車場があり、ここから5分ほどで滝前へ行くことが出来ます。
 平清盛にこよなく愛された舞の名手である仏御前が顔や髪を洗ったとの言い伝えが、滝名の由来です。



撮影2015/11/1
 仏御前の滝は百名山の荒島岳に源を発します。
 今回は荒島岳を登ってきました。登山道は最も一般的な勝原コースではなく、深田久弥氏も登った中出 (ナカンデ) コースにしました。というのも、中出コースは勝原コースよりなだらかで負担が少ないとのことです。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・熊避鈴、音楽プレイヤー
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(パン×1、キャラメル×2、ペットボトル×2)
(6時20分)
 前日、駐車場に入り車中泊しました。少し寝坊して6時20分に出発です。
(6時40分)
 最初は20分ほど林道を歩きます。
 登山道に入ってからはおおこば展望台まで延々と坂道を登ります。この辺は紅葉が丁度見頃になっていました。
(7時30分)
 50分ほどで展望台に到着しました。雲の上に出たようです。
(7時55分)
 おおこば展望台から歩いているとひえ畑に到着しました。この辺の紅葉もきれいです。
(8時0分)
 ひえ畑を過ぎると小荒島岳に向かって「とやのおとし」という急坂になりました。
(8時10分)
 小荒島岳1分とありましたが、体力温存の為に帰りに余裕があったら行くことにして、先を急ぎます。
(8時30分)
 勝原コースとの合流点であるしゃくなげ平に、入り口にあった案内板に記載されていた所要時間と同じ2時間10分で到着しました。
(8時32分)
 佐開コースとの合流地点です。
(8時40分)
 一番の難所「もちがかべ」です。この辺から鎖場やロープが現れ、急な坂道が続きます。
(9時10分)
 もちがかべを過ぎると山頂までに幾つかピークがあり、最初が前荒島1,495メートルです。
 山頂まであと少しです。
 まだまだ厳しい道が続きます。
 霜で地面が白くなっていました。冬はもうすぐです。帰り道では融けてぬかるみになっていました。
(9時30分)
 案内板の通りに3時間10分で山頂に到着しました。
 堂々の一等三角点ですが、例によって写真を撮っているのは私だけでした。
 非常に分かりやすい地図がありました。この地図によると8月に登った恵那山も見えるようです。
 荒島神社です。荒島岳が信仰の山であることがわかります。
 北側を見ると、白山がすでに冬山になっていました。
 白山の右側、東側には、乗鞍山と御岳山が良く見えます。御岳山から上がっている噴煙も見えました。
 南の方は雲がはるか下に見えます。
 西側を見ると大野市街、はるか向こうには日本海も見えます。まさに360度の展望です。
 山頂からの映像
(9時45分)
 9時45分に下山開始です。さきほど近くを通った小荒島岳がはるかかなたに見えました。
(10時30分)
 しゃくなげ平です。
(10時45分)
 小荒島岳への分岐に着きました。
(10時46分)
 折角ですので山頂へ行ってみました。
 荒島岳がはるか遠くに見えます。あそこまで行ったかと思うと感無量です。
(12時00分)
 ようやく林道に到着です。ここまで長かった。
(12時20分)
 帰りは2時間35分かかりました。
 国道158号線で仏御前の滝の前を通りかかりました。折角ですので、紅葉を期待して行ってきました。
 階段も紅葉で一杯です。
 本当にきれいです。
仏御前の滝 (ホトケゴゼンノタキ) 落差100m 評価8
 紅葉をバックに優雅な滝の流れが見えて大満足です。
 滝の映像



撮影2009/5/23
仏御前の滝 (ホトケゴゼンノタキ) 落差100m 評価8
 前回行った時は雪が残っていて全容がわかりませんでしたが、今回はすっかり雪も溶けて迫力ある流れを見ることが出来ました。
 滝の映像



撮影2006/4/22
仏御前の滝 (ホトケゴゼンノタキ) 落差100m 評価8
 私が行った時は、まだ雪が残っていて、雪のトンネルの下を滝が流れ落ちていました。
 真近で見ると大迫力でした。



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滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
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