宝龍滝(Horyudaki)
和歌山県新宮市熊野川町瀧本 | 総合評価9 | |
瀧本という地名の通り、たくさんの滝があります。特に宝龍滝は百選にも匹敵する見事な滝です。 | ||
宝龍滝は2013年11月現在、立入禁止となっています。当ホームページを参考に行かれた場合も一切の責任を負いません。自己責任でお願い致します。 |
撮影2013/11/30 | ||
宝龍滝は一の滝しか行っていない為、再訪しました。今回は、近くにある筆藪滝 、猿手滝、部屋滝 も訪問してきました。 宝龍滝の手前の林道を左折し、終点まで行くと、木々を伐採した後があり、廃材が山積みとなっていました。 |
筆藪滝(フデヤブタキ) | 落差10m | 評価7 |
廃材の上を注意して歩き、滝つぼまで行きましたが、紅葉の赤さと滝つぼの緑が実にマッチして何とも言えない見事な景観でした。 | ||
猿手滝、部屋滝への遊歩道は筆藪滝の左側(右岸)にあるので、左側にまわると、さらに紅葉が見事でした。 |
遊歩道は踏み跡程度しかなく、最初から見失ってしまったので、沢登りで行きましたが、沢用長靴を履いていて正解でした。沢の紅葉も真っ盛りです。 |
猿手滝(サルテタキ) | 落差18m | 評価7 |
30分ほど歩いていると、沢が大きく二手に分かれるところに出ました。正面には猿手滝が見えています。 この滝も紅葉の中を流れていました。 |
部屋滝 (ヘヤタキ) | 落差15m | 評価7 |
続いて、右側の沢を少し遡ると、部屋状になった空間の中を一筋の滝が流れていました。まさに部屋滝です。こちらも滝つぼが緑色で実にきれいでした。 滝の映像 |
帰りは踏み跡程度でしたが、遊歩道を歩いたので、楽に戻ることが出来ました。 筆藪滝 、猿手滝、部屋滝を見た後は宝龍滝へ向かいます。宝龍滝への道は通行禁止となっていました。このバリケードは手で動かして進むと、すぐに駐車場です。 |
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前に来た時よりもさらに荒れていました。「落石あり、危険、進入禁止!」の看板も字が消えていました。 |
野々滝(ノノタキ) | 落差40m | 評価7 |
野々滝は前回は遠望だったので、今回は滝前まで行って来ました。落差70メートルとしていましたが、そこまではなさそうです。少し滑状になったところを優雅に流れ落ちていました。 |
宝龍滝一の滝(ホウリュウダキイチノタキ) | 落差50m | 評価9 |
一の滝の滝壷は相変わらず、物凄い迫力でした。 |
前回、行ってなかったニの滝への道を探します。一の滝の右側に別沢があるので、少し登ってみると、垂直に近い断崖絶壁にロープが垂れ下がっていました。昔の遊歩道の残骸が所々にあるのですが、よくぞまあこんなところに遊歩道を作ったものです。 |
宝龍滝ニの滝(ホウリュウダキニノタキ) | 落差55m | 評価9 |
15分ほど悪戦苦闘してようやくニの滝の滝前に立つことが出来ました。ニの滝も一の滝に負けない立派な滝でした。最上部が二段になっているのが特徴で、一の滝よりも変化があります。 滝の映像 |
撮影2006/4/8 | ||
朽ち果てた看板が現在の状況を物語ります。付近一帯は落石のため、立入禁止となっており、訪れる人もあまりいません。 | ||
しかしながら、宝龍滝は、落差、水量ともに一級品で素晴らしい滝でした。 |
野々滝(ノノタキ) | 落差40m | 評価6 |
宝龍滝から右側を眺めると大きな滝が見えました。朽ち果てた看板から考えるとこれが野々滝でしょうか。遠くからでも、大きさが見て取れます。 |
宝龍滝(ホウリュウダキ) | 落差105m | 評価9 |
下段の滝が一の滝で落差50メートル、上段の滝が二の滝で55メートルの落差があります。少し上から見るとニの滝が少し見えました。 | ||
一の滝の滝壷まで行きましたが、滝の飛沫がシャワーのように降りかかり、すぐにびしょ濡れになってしまいます。訪れる人もなく、豪快に流れ落ちていました。 ニの滝への遊歩道は崩壊している為、一の滝だけで我慢しました。 滝の映像 |
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