本興寺庭園滝石組

本興寺庭園滝石組（Honkojiteien takishigumi）

静岡県湖西市鷲津
本興寺は１３８３年開山の法華宗の寺院です。

撮影2024/4/21

　こんなに参拝者がいるのだろうとか疑うぐらい広い駐車場に車を停めて山門をくぐります。

　ツツジが満開でした。

　日本庭園は小堀遠州作庭と伝わります。
　大書院には沢山の書画がありましたが、私が一番気になったのは昔の絵ではなく最近描かれた阿寺の七滝でした。

　庭園を大書院側から見ると左に亀島、右に鶴島を見ることが出来、いかにも縁起が良さそうです。

　右に回って奥書院側から見ると鶴島へとかかる石橋、右には亀頭のように首をもたげた亀出島も見えました。

本興寺庭園滝石組(オウガジテイエンタキイシグミ)		落差2m	評価1
そして対岸を見るとつつじが咲きソテツも葉を広げています。　本来ならここに三尊石、須弥山石、その右に枯滝石組を見ることが出来るのですが、余りにも植栽が豊かすぎて、一体何を表現しているのか分かりません。　今一度、作庭当時の小堀遠州の庭を見てみたいものです。

　庭園は小堀遠州が見たら泣きそうでしたが、本堂は１５５２年建造時の姿をとどめていました。
　手前の二本の杉は開山杉と言い、法華宗改宗後の１４０６年にお寺の隆盛を喜ばれた日陳上人によってお手植えされたものです。

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