花貫渓谷の滝(Hananukikeikoku no taki)

茨城県高萩市中戸川
 名馬里ヶ淵から小滝沢キャンプ場までの花貫渓谷は、大小さまざまな淵と滝が連なり、四季折々の渓谷の自然を楽しむことができます。



撮影2024/11/6
 花貫渓谷の最初は名馬里ヶ淵です。
 子馬が淵に住む大蛇の子ではないかと疑いこの淵に子馬を沈めたところ、大洪水がおき村が流されてしまいましたとさ…。
 岩手県遠野市のオシラサマの説話にも似た話です。
名馬里ヶ淵(ナメリガフチ) 落差6m 評価5
 確かに子馬を沈めることが出来そうな大きな淵ですね。
 この大きな淵を作ったのが幅広で水量豊富な渓流瀑です。
 国道361号線から離れ地道に入ると「紅葉まつり」ということで駐車場に誘導され千円取られました。
 お金まで取るくらいですから、さぜ紅葉もきれいだろうと期待が膨らみます。
 尚、高萩市内で食事やお土産を買えば800円戻ってきますが、残念ながら使う機会がありませんでした。それにしても高萩市ってこれしかお店がないのでしょうか。
 まずは乙女滝・不動滝へと行きました。
 下流の不動滝から行くことにします。
 長靴だったので沢をジャブジャブと渡りました。
不動滝(フドウタキ) 落差4m 評価4
 不動滝も大きな滝つぼが特徴です。
 不動滝を真横に見ながら右岸を登りました。
 すると前方に滝が見えます。
乙女滝(オトメタキ) 落差6m 評価5
 沢の中を歩き滝の直前まで行きました。幅広ですが、左側の流れの方が多くなっています。
 分岐に戻り今度は汐見滝吊り橋へ歩いて行きました。
 こんなところにも中国人観光客がいます。恐るべし訪日外国人パワー(JNTO統計)でしょうか。完全にコロナ前を越えています(2019年比+10.1%)。
 駐車場から13分ほどで汐見滝吊り橋に到着しました。
 橋の上から上流を見ると楓の木がたくさんありますが、ほとんど紅葉していません。
汐見滝(シオミタキ) 落差3m 評価4
 「紅葉まつり」で千円払ったのに金返せと思いましたが、これも温暖化の影響でしょうか。仕方ないですね。
 滝つぼからも滝を見ましたが、落差3メートルの小さな滝です。
 駐車場の焼きそば屋のおっちゃんにお聞きしたところ、「例年今頃は楓が真っ赤に色づきそれはきれいなんだよな。10日間ぐらい遅れているかも…。」とのことでした。
 滝の映像



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