御来光の滝(Goraikou no taki)

愛媛県上浮穴郡久万高原町若山地図 総合評価9
 百選滝のひとつである御来光の滝は、面河渓の奥深くにかかる名瀑である。2006年10月に行った時は、遠望で我慢したが、2008年4月、再び足を運び、今度は滝前まで辿り着くことができた。



撮影2008/4/30
(8時40分)
 前夜は岡山県倉敷市に泊まり、早朝に出発。当日は釣り人も登山者もおらず、沢は静まり返っていた。
 御来光の滝展望台駐車場に到着。はるかかなたに御来光の滝が見える。水量は多そうだ。
(8時50分)
 駐車場から百メートルほど先のカーブミラーの地点で面河渓へ下り始める。
(9時23分)
 標高差300メートルを30分かけて下った。V字谷の斜面をほぼ直線的に下るため、かなりの急斜面である。後の疲労を考え、ゆっくりと足を運んだ。
(9時32分)
 石がごろごろした河原を10分ほど歩くと、右岸に青いシートと赤いテープが現れ、登山口の印となっていた。ここからしばらく山道を登る。
(9時53分)
山道を20分ほど登ると面河川に出た。石を伝って渡り、左岸を進む。
七釜(ナナカマ) 落差- 評価7
(10時00分)
 左岸を歩いていると、エメラルドグリーンの釜をもつ渓谷に出た。ここが七釜である。
 釜自体は大きくないが、水の色が非常に美しい。七釜から南沢の出会いまでは清流が続き、歩くのが楽しい区間であった。
 滝の映像
犬吠の滝(イヌボエノタキ) 落差6m 評価4
(10時15分)
 七釜を過ぎると左岸から右岸へ渡る。しばらく進むと、右側の支流に犬吠の滝がかかっていた。
魚止ノ滝(ウオドメノタキ) 落差8m 評価5
(10時18分)
 犬吠の滝を右手に見ながら進むと、面河川本流に魚止ノ滝が現れた。
(10時58分)
 この先は右へ左へと沢を何度も渡りながら進む。支流には無名の滝がいくつもかかっており、渓谷の変化を楽しめた。
(11時09分)
 これも無名の滝である。
(11時32分)
 右岸を歩いていると右手に滝が見えた。南沢にかかる滝のようで、これが見えると沢歩きは終わりとなる。ここから右岸を高巻く最後の登りに入る。
(11時38分)
 高巻きの途中、木々の間から御来光の滝が姿を見せた。滝前まであと少しであることが分かり、足取りに力が入った。
御来光の滝(ゴライコウノタキ) 落差64m 評価9
(11時50分)
 駐車場を出てから3時間、ようやく滝前に立つことができた。
 昼食のカップヌードルの湯を沸かす間、さまざまな角度から滝を撮影した。箸を忘れたため、途中で拾った小枝を箸代わりに使ったのも良い思い出である。
 滝の映像
(12時20分)
 写真撮影と昼食で30分ほど滝前に滞在した。名残惜しいが、御来光の滝を後にする。帰り際、滝側から駐車場方向を撮影すると、石鎚山スカイラインがかすかに見えた。
 谷越えの道をあれほど遠くまで戻るのかと思うと、思わず身震いした。
(13時25分)
 帰路は緩やかな下りが続き、順調に進んで1時間ほどで七釜に到着。
(13時50分)
 さらに30分で石の河原へ戻る。残るは標高差300メートルの登りである。
(14時40分)
 最後の登りはやはりきつく、行きは30分で下ったところを帰りは50分も要した。坂道の途中から見えた石鎚山は、妙に鋭く尖って見えた。

 最後に参考までに、携行装備と行程表を記載。

(携行装備)
・レインウエア上下、ベスト、ストック、登山靴、帽子、手袋
・ツェルト、シェラフ、マット、ツェルト紐、ツェルト用折畳み傘
・GPS、高度計、気圧計、コンパス、地図、デジカメ、ヘッドライト、懐中電灯、携帯電話
・食糧(ウイダーインエネルギー×5、朝バナナ×2、カップヌードル×2、チョコレート×2、飴玉×1袋、水ペットボトル×1)
・調理用バーナー、鍋

(装備補足)
・ツェルト、シェラフは日帰りなので必要ないが、念のため携行。食糧も多めに持参。
・沢を何度も渡るが、登山靴の中まで濡れることはなかった。但し、水量が多い場合は沢靴等が必要な場合もあるだろう。

(行程表)
行き 帰り
 08:50 駐車場出発
 09:23 石の河原
 09:32 右岸高巻
 09:53 沢到着
 10:00 七釜
 10:15 犬吠の滝
 10:18 魚止の滝
 11:32 右岸高巻
 11:50 御来光の滝到着
 12:20 御来光の滝出発
 13:20 七釜
 13:50 石の河原
 14:40 駐車場到着



撮影2006/10/8
 初訪時は石鎚山スカイラインの駐車場からの遠望であった。2キロ以上離れており、滝の姿はよく分からない。滝下まで行くには、この駐車場から面河渓へ下り、沢沿いの道を2〜3時間登る必要がある。十分な計画が必要で、この時は遠望で我慢した。
御来光の滝(ゴライコウノタキ) 落差64m 評価-
 遠望であっても、この駐車場へ来るだけで大変であった。松山自動車道の川内インターから国道494号線を進んだが、すれ違い困難な細道が延々と続き、心底疲れた。
 石鎚山スカイラインに入ってからは快適であったものの、帰りは岩黒レストハウスを抜け、長沢ダム方面へ下る道が国道494号線以上に細く曲がりくねっており、苦労の連続であった。



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