幻の滝 (Maboroshi no taki)

静岡県駿東郡小山町須走 総合評価4
 小山町の須走は富士山登山口があります。


撮影2016/5/14
 毎年、5月から6月にかけて、須走登山口近くにに雪解け時限定の幻の滝がかかりますが、今年は雪不足の為、早まっているようです。
 通常、登山は早朝から行きますが、幻の滝は雪が解けるのを待つため、お昼過ぎに到着するようにしました。
 第二駐車場に車を停め、登山道とは反対側に歩いて行きます。
 第三駐車場は通行止でした。
 すぐにブルトーザーと登山道との分岐があります。
 ここを左側の登山道の方へ入って行きます。
 最初は水のない枯れ沢沿を歩きます。幻の滝のある沢は別沢で直接関係はありませんが、沢には全く水が流れていません。大丈夫でしょうか。
 水のない沢を渡ります。
 トラバース気味に歩きます。
 尾根道からは岩場を登って行きます。
幻の滝 (ムソウタキ)地図 落差-m 評価2
 駐車場から30分ほどで到着しましたが、チョロチョロでした。
 水量を期待して沢沿に登ってみました。
 どこまで登っても滝が続きます。
 富士山の水はほとんどが土や砂に吸収され、川にはなりませんが、ここは岩盤の為、川が出来ます。
 流れるほどに土に吸収されるので、上流へ行くほど水量が増してきます。
 最初のチョロチョロとはだいぶ水量が変わってきました。
 でも、豪快な雪解け水とはほど遠い流れです。
 既にシーズンは終わっているのかもしれません。
 まさに幻の滝でした。
 滝の映像
 駐車場へ戻ってきました。予定では近くの小富士山を登ろうと思っていたのですが、霧でほとんど眺望が期待できないので帰ることにしました。
 須走インターまで戻ってきました。
 ここには富士山東日本宮の富士浅間神社があります。
信しげの滝 (ノブシゲノタキ)地図 落差5m 評価4
 この神社の入り口に清めの滝である信しげの滝があります。こちらは幻の滝とはうってかわって水量豊かでした。新緑もまぶしいほどにきれいです。
 滝の映像
 境内を進むと楼門がありました。1707年の宝永噴火により大破しましたが、1767年に改修されたようです。
 右側には御門の神様である櫛岩窓神が配神されています。
 左側には同じく御門の神様である豊岩窓神が配神されています。
 さらに進むと亀の甲羅のような形をした長寿亀石がありました。
 807年創建と伝えられる社殿ですが、宝永噴火により大破し再建されたものです。


日本の滝(ホーム) 日本の滝一覧 日本の滝百選 自薦百選の滝 訪問履歴

滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
このホームページについての御意見・御感想は、GAF03402@nifty.com までお寄せ下さい。
本ホームページの著作権は、S.KOBAYASHI に帰属しております。
本ホームページの内容の一部、または全部を、私的利用を目的とした複製等、著作権法その他法令で認められる範囲を超えて無断で複製、変更することは法律で禁じられております。