恵林寺庭園の滝（Erinjiteien no taki）

山梨県甲州市塩山小屋敷
恵林寺は夢窓疎石によって１３３０年に開山された臨済宗のお寺で、武田信玄の菩提寺として有名です。

撮影2024/4/28

駐車場に車を停めてまずは総門をくぐりますが、赤色の門がはるかかなたに見える通り境内はかなり広いようです。

赤い門は、四脚門、通称「赤門」と呼ばれ山号の「乾徳山」の額が掲げられていました。

参道の両側に庭園が広がっています。

右側の庭園には真ん中に亀島でしょうか鶴島でしょうか、縁起の良さそうな島がありました。

左側は池泉回遊式の庭園です。

三門の両柱に記載された「心頭滅却すれば火もまた涼し」はあまりにも有名です。 　武田氏滅亡後、信長から恵林寺に逃げ込んだ佐々木次郎（対信長運動で活躍）の引き渡しを断ったことで焼き討ちにあった際に住職の快川紹喜が僧侶の動揺を抑えるために発した言葉とされています。

いくつもの門を越えてやっと庭園入口に到着しました。

まずは額縁庭園の観賞です。

テーブルを磨きあげて反射させ、より額縁庭園が引き立つようにしているお寺もありますが、あくまでもシンプルでした。

方丈前庭は禅宗らしいシンプルな石庭です。

裏に回ると先ほど額縁庭園で見た庭園がありました。

須弥山三段滝(シュミセンサンダンタキ)		落差5m	評価3
池泉鑑賞式蓬莱庭園です。 　築山の石組を仙人が住む蓬莱山と見立てそこから滝石組により水が流れ実際の滝となって池に流れ込む凝った作りでした。

小滝(コタキ)		落差2m	評価1
右側にも小さな滝があります。 　滝好きには堪らない庭園でした。 　滝の映像

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