中馬街道の滝 (Chumakaido no taki)

岐阜県恵那市上矢作町漆原
 中馬街道は信州飯田と名古屋や三河地方を結ぶ街道で、上矢作町内をほぼ東西に通り抜けていました。この街道は江戸中期ごろから賑わいましたが、どちらかと言えば、馬の背による生活物資の輸送専用の道路でした。
 大馬渡峠に向かう坂道は、中馬馬子唄で「のぼりゃ大馬戸 下れば坂瀬 中の明智で 一休みよ」と歌われたほど急坂で街道屈指の難所です。今も道端にこけむした馬の水飲み鉢が水をたたえ、馬頭観音が静かに佇み往時がしのばれます。


撮影2014/7/5
 大馬渡峠の入り口から歩きはじめると、13分ほどで坂中上の滝の案内がありました。
坂中下の滝 (サカナカシタノタキ)地図 落差5m 評価2
 この案内の下流にあるのが下の滝ですが、案内はありませんでした。
坂中上の滝 (サカナカウエノタキ) 落差6m 評価2
 細い流れとなって急流を下っています。
 さらに5分ほど歩くと、大馬渡坂の滝の案内がありました。
大馬渡坂の滝 (オオマドサカノタキ)地図 落差3m 評価2
 この滝は下から歩いているとかなり遠くから、白く光って見え、かなり存在感のある滝です。
 入り口から25分ほどで、大曲りの滝の案内がありました。
大曲りの滝 (オオマガリノタキ)地図 落差5m 評価2
 橋の上から上流を眺めると、滝が見えました。途中水飲み場も整備されており、往時がしのばれます。
 滝の映像


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