銚子口二段の滝(Choshiguchi nidan no taki)
山梨県南巨摩郡富士川町十谷 |
総合評価8 |
山梨県の身延山の近く、鰍沢町の十谷温泉のある大柳川渓谷にはたくさんの滝があります。 |
撮影2007/7/7 |
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町も観光資源として売り出しているようで、道路の至るところに案内板が立っていました。 |
不動の滝(フドウノタキ) |
落差25m |
評価7 |
国道52号線から大柳川沿いに県道を入って最初に見える滝が不動滝です。旧道が公園になっていて、旧道の橋が滝見台になっています。 |
それほど期待していなかったのですが、落差もわりとあって、意外といい滝でした。しかも、写真を撮り終わって何気なく橋の下を覗いたら、はるか下に谷底があるのが見えました。ということは、この橋の下にも滝があるわけです。新道の橋から滝の方を見ると、橋の下にも上の滝に負けない立派な滝がかかっていました。
滝の映像 |
観音滝は十谷温泉の滝めぐりコースの一番上流にかかっている滝です。 |
観音滝(カンノンダキ) |
落差70m |
評価8 |
さらに上流には銚子口二段の滝があるのですが、銚子口二段の滝は道路や駐車場が整備されていないので、宣伝したくないようで、案内板上はこの滝が一番上流になります。 |
良く整備された滝見台に立つと、70メートルの滝を真近に見れる為、物凄い迫力でした。でも、一番上の滝の落ち口を見ると何やら人工物のようなものが見えます。後で調べたら、この滝は上にある道路を作る時に整備された人工滝のようです。
滝の映像 |
観音滝から遊歩道を下流側に歩くと、竜馬淵とかかれた滝壷が現れました。 |
竜馬淵(リュウマブチ) |
落差5m |
評価2 |
淵は見えますが、滝は見えません。 |
ただ、この滝壷から下流にかかる滝は狭い落ち口を一気にかけおりていきました。 |
竜馬渕からさらに下流には天淵の滝の案内があります。 |
天淵の滝(アマブチノタキ) |
落差15m |
評価6 |
天淵の滝は落差15メートルの細い流身をみせる滝でした。
滝の映像 |
天狗滝(テングダキ) |
落差5m |
評価4 |
天淵の滝の下で、二つの支流が合流します。滝めぐりコースはこの左側の支流へと続いています。ここから先は結構な登りになります。最初の橋、天狗橋の下には天狗滝がかかります。 |
涼みの滝(スズミノタキ) |
落差28m |
評価6 |
しばらく遊歩道を登っていると、涼みの滝への分岐が現れます。この道を右へ行くと涼みの滝を見ることが出来ます。長い年月をかけて、水流が岩肌を削った為か、流身の向かって右側は岩に隠れて見えないくらいでした。この滝の上流には幻の滝、穴観音滝がありますが、沢を登る道はなく、ここで一旦、引き返します。
滝の映像 |
涼みの滝への分岐点まで戻り、再び遊歩道を登ります。しばらく行くと今度は、幻の滝・穴観音滝へ行く分岐が現れます。この道を右へ行くと尾根の行き止まりに着きます。 |
幻の滝(マボロシノタキ) |
落差52m |
評価8 |
こんな所に滝はないだろうと思いながら、あたりを見渡すと、遠くの方に二つの滝が見えました。どちらも木々に隠れて全容は見えませんが、手前が幻の滝で奥が穴観音滝です。
落差は幻の滝が52メートル、穴観音滝が21メートルとかなりの落差があります。 |
幻の滝は比較的良く見えました。 |
穴観音滝(アナカンノンダキ) |
落差21m |
評価6 |
穴観音滝はかなりの遠望の上、木々に隠れて良く分かりません。これなら名前は入れ替えた方が良いのではと思えてきます。
滝の映像 |
五段の滝は滝めぐりコースの終着点です。 |
五段の滝(ゴダンノタキ) |
落差40m |
評価5 |
おそらく、上三段が望める地点と思われます。下部には滝状の急流が続いています。さすがにここまで来ると水量も少なくなり迫力不足ですが、かなりの運動にはなりました。 |
滝めぐりコースにはなっていませんが、実は一番立派な滝が大柳川の最深部にありました。 |
銚子口二段の滝(チョウシグチニダンノタキ) |
落差70m |
評価8 |
十谷温泉を過ぎてさらに林道を行きます。ダートを進むと途中からセメント舗装の道になり、そろそろ不安になった頃、沢の反対側、右岸にかかっている銚子口二段の滝が見えてきました。木の陰になって良く見えませんが、水量も豊富で落差も上段が50メートル、下段が20メートルあります。
滝の映像 |
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