鳥尾の滝(Choo no taki)

広島県庄原市西城町熊野
 鳥尾の滝は別名「那智の滝」と言い、国生みの神様であるイザナミの陵墓と言われる比婆山への登山道沿い、熊野神社の奥に見ることが出来ます。


撮影2021/12/4
 三百名山の道後山を登る為に庄原市までやってきました。
 オープン前の道後山高原スキー場の中を抜けると登山口があります。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、ゲイター、チェーンアイゼン、毛糸帽子、冬山手袋、レインウェア、冬山ジャケット
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト、熊よけ鈴
 ・食料(パン×1、チョコレート×2、柿の種とピーナッツ・アーモンド、ペットボトル×4) 
(10時00分)
 10時に登山口を出発しました。
 新雪が登山道を完全に覆っていますが、積雪はそれほど深くなくアイスバーンでもないので、チェーンアイゼンを付ける必要はなさそうです。
 20分ほどで東屋がありました。
(10時20分)
 東屋のすぐ先に岩樋山への分岐がありましたが、折角ですので左側の岩樋山へ向かうことにします。
 緩やかな坂道を登って行くと平原に山頂標識が見えました。
(10時40分)
 標高1271メートルの岩樋山山頂です。
 山頂からは360度の景観が楽しめますが、あいにく曇り空でした。
 しばらく山頂にとどまっていたところ、一瞬、道後山が見え、なだらかな山容が良くわかります。
(11時00分)
 岩樋山をショートカットする道と合流しました。
(11時30分)
 標高1268メートルの道後山山頂に到着です。
 三角点は一等三角点「道後山」ですが、標石は半分雪に埋まっていました。
 実は最高地点は三角点のあるこの場所ではなく、手前の1271メートル地点です。地図の多くは道後山山頂を手前の最高地点としている為、知らずに三角点を探してしまいました。
(11時45分)
 気温はマイナス8度です。寒いので長居はせずすぐに下山しました。
(12時40分)
 帰りは1時間弱で到着です。私以外に車は3台増えていました。
 続いてイザナミの陵墓のある比婆山へと続く登山道の入り口に位置する熊野神社へ向かいます。
 大きな鳥居が信仰の篤さを物語っていました。
 登山道途中には鳥尾の滝、別名「那智の滝」がありますが、右側の熊野神社経由となる階段を歩くことにします。
 境内は杉の巨木が林立していますが、この木はその中でも最大で、幹回りは8メートルにもなります。
 熊野神社は比婆山にある御陵の遙拝所として信仰を集めてきました。
 鳥尾の滝は神社の左脇に続く登山道を進みます。
 大きな石がありました。磐境(イワサカ)と呼ばれ、古代、熊野神社の前身である比婆大神社が創建されるまではここで祭祀が行われました。左の祠は本当は石の上に置かれていたそうです。
 二宮神社です。
 三宮神社を過ぎると急坂になりました。
 落ち葉が埋まった登山道を進んでいきます。
 入り口から30分ほどで大きな滝が木々の向こうに見えました。
鳥尾の滝 (チョウオノタキ) 落差78m 評価8
 かなり上の方からまさに長鳥の尾のように複雑な曲線を描きながら落ちていました。
 滝の映像


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