粟又の滝(Awamata no taki)
千葉県夷隅郡大多喜町粟又 | 総合評価6 | |
千葉県は高い山がなく、落差のある滝はありません。 その中で、粟又の滝は、千葉県を代表する滝と言えるでしょう。 |
撮影2009/10/24 | ||
滝自体は大したことはありませんが、渓谷美を楽しめるためか付近一帯が観光地となっています。 当日は小雨交じりにも係わらず、たくさんの人が訪れていました。 |
粟又の滝(アワマタノタキ) | 落差30m | 評価6 | |
町営駐車場で500円払い歩き始めると5分ほどで到着です。 | |||
約100メートルに渡って滑滝が続き、一番最下段は末広がりになっており、池のような大きな滝つぼが広がっていました。夏は水遊びが出来そうですね。 滝の映像 |
粟又の滝の下流は、左岸に遊歩道が付けられており、滝巡りしながら、散策することが出来ました。 但し、滝巡りを売り物にしている割には、滝の案内は汚れた木の案内板だけで、うっかりしていると通り過ぎてしまいます。 |
千代の滝(チヨノタキ) | 落差8m | 評価4 | |
千代の滝も行きは気がつかずに帰り道で見つけました。岩盤は黒くて地層が横にかかる興味深いものですが、水量が少なく物足りません。 | |||
遊歩道には滑状になった部分が見えており、さらに奥に小さな直瀑が見えました。大した滝ではないのですが、こういうものを見ると、どうしても正面から見たくなります。ちょうどスパイク付のフェルト底の長靴を履いていたので、滑の部分を登って滝前まで行ってみました。予想通り大した滝ではありませんが、行ってみないと気がすまないので困りますね。 |
遊歩道の左側に少しへこんだ沢がありました。沢を覗くと万代の滝が見えました。 |
万代の滝(マンダイノタキ) | 落差10m | 評価5 | |
左側からカーブを描いて岩盤の上をうまく伝って流れているのがユニークです。 |
昇竜の小滝ですが、昇竜の滝の少し手前に汚れた木の案内板がありました。 |
昇龍の小滝(ショウリュウノコタキ) | 落差3m | 評価2 | |
少し先の昇竜の滝に対して、昇龍の小滝というようですが、竜の字が異なるし、一体どっちが正しいのでしょうか。滝巡り散策路として、駐車場代500円を取るのなら、せめて案内板ぐらいもう少し本気で整備して欲しいものです。 |
養老川の右岸は切立った断崖になっているのですが、散策している時に、この断崖に滝がかかっていたら見事な滝になるのにと思っていたら、昇竜の滝が見えました。 |
昇竜の滝(ショウリュウノタキ) | 落差25m | 評価5 | |
右岸の断崖を一気に駆け落ちる落差のある滝ですが、後で調べたらどうも人口滝のようです。でも観光的に言ったら、もう少し手前に木々のない断崖があったので、流れを変えてその地点に滝を作ったら、もっといい滝になったかもしれません。 |
いかにもやる気のない見返の滝の案内板がありました。遊歩道の終点近くにある滝ですが、案内図には深沢の滝はありますが、見返の滝はありません。深沢の滝はもう少し先にあったのかもしれませんがどうでしょうか。 |
見返の滝(ミカエリノタキ) | 落差10m | 評価3 | |
見返の滝は見返したいぐらい良い滝ということでしょうが、ほとんど水がなく、全く見返しする気はおきませんでした。 |
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