淡路島の滝 (Awajishima no taki)

兵庫県淡路島 総合評価8
 淡路島は592キロ平方メートルで東京23区(628キロ平方メートル)とほぼ同じ面積の島です。


撮影2018/7/21
 明石海峡大橋を渡り、最初の淡路インターで降り、茶間川沿いの道を進むと、道路から滝が見えました。
 近くの路肩に車を停めて、上流の堰堤から下流へと沢登りをしていきます。
 今回は沢登が必要な滝が多かったので、最初から最後までフェルト底の沢靴で通しました。
鳴滝 (ナルタキ) 落差10m 評価5
 本流にかかるので水量も多く迫力ある流れを楽しむことが出来ました。
 滝の映像
 続いて車で上流に向かうと岩屋不動滝方面が通行止めになっていました。ここに車を停めて歩いて行きます。
 少し歩いていると二股がありましたが、ここは左側の道へ進みます。
 車を停めて10分ほどで沢を挟んで反対側に祠が見えました。ここから入渓します。
 祠には不動明王が祀られていました。
 道はないので沢を慎重に降って行きます。
 滝の上部にもお不動様がいらっしゃいました。
岩屋不動滝 (イワヤフドウタキ) 落差4m 評価5
 四方八方、いろいろな方向から滝が流れ落ちています。左側の滝は滝に打たれすいように落ち口が加工されていました。
 滝の映像
 続いて島の西側へと出るとクラフトサーカスというおしゃれなカフェがありました。
 ここでシーフードカレーを頂き昼食休憩をとりましたが、ここから見える夕日は大変きれいだそうです。
 サーカスというだけあって象の親子のオブジェがありました。
 ここに車を停めさせて貰って箙川沿いに上流へと歩きます。
 アスファルトの橋を渡ってすぐに右折します。
 すると左側に奥へと続く道がありました。
 動物除けの柵を開けて更に進みます。
 すると堰堤の向こうに滝が見えました。
 沢靴ですのでジャブジャブと歩いて行きます。
貴船の滝 (キブネノタキ) 落差5m 評価5
 落差はありませんが、鬱蒼とした森がいい雰囲気でした。ただ残念なのは背景の護岸された岸と取水管が見える点でしょう。
 滝の映像
 淡路島は瀬戸内海式気候で降雨量が少なく特に8月の降雨が極端に少ないのが特徴です。兵庫県にある溜池4.3万池の内、半分以上の2.3万池が淡路島にあることからも水不足対策が昔から課題になっています。
 溜池だけでなく、近代になってからダムもたくさん造られました。
 常盤の滝は常盤ダムのすぐ下流にかかります。
 常盤揚水機場の右側から沢へと降り、そこから更に沢を降って行きます。
常盤の滝 (トキワノタキ) 落差5m 評価4
 滝が木漏れ日を浴びて輝いているのが何とも言えず美しいです。
 滝の映像
 聖神の滝は東海インター近くの白山地区にかかる信仰の滝です。
 結界を示すしめ縄をくぐって沢へと降りていきます。
 大きな石に聖神の滝と彫られていました。
聖神の滝 (セイシンノタキ) 落差5m 評価4
 階段状になった小さな岩の間を縫うようにきれいな水が流れ落ちています。
 熱中症になるほどの猛暑ですが、ここにいれば暑さも忘れます。
 滝の映像
 小田の滝は名前の通り小田地区にある滝で、道路沿いの看板が目印です。
 看板に従って進むとすぐに田んぼになりますが、右側のあぜ道をまっすぐ進んで行きます。
 すると堰堤にぶつかりました。
 木々が倒れて岸はとても歩けそうもありません。
 仕方ないので、沢靴で沢の中を歩いて行きます。
 膝までつかる深さがありました。
小田の滝 (オダノタキ) 落差7m 評価6
 両岸がだんだんと立ってきて滝への期待が高まってきた時、前方に滝が見えました。
 水量も多く幅もあります。何より沢登りしてきた困難さがより一層、滝の魅力を引き立ててくれました。
 滝の映像
 浅野滝は浅野公園内にある滝ですが、正確には昔から信仰を集めている浅野滝を中心に公園を作ったということでしょう。
 浅野公園は花の名所だそうです。
 狭い通路を抜けて公園へと入ります。
 広い芝生には遊具も置いてありました。
 芝生を横切ると奥に滝への入口があります。
 階段を降りると鳥居の向こうに滝が見えました。
 滝の右側には祠や石像もあります。
浅野滝 (アサノタキ) 落差15m 評価6
 落差は淡路島では最大級であり、ツタが壁面を覆いつくす独特の雰囲気が魅力的な滝です。
 滝の映像
 その名も大坪橋のたもとから滝へと向かいます。
 竹が一面に生えていました。
 竹藪を抜けた先に滝があるのですが、あまりの荒れ具合に滝つぼまで行くのは諦めました。
大坪の滝 (オオツボノタキ) 落差5m 評価4
 上から眺めるだけでしたが、なかなか存在感のある滝です。奥にはもう一つ滝がみえました。
 滝の映像
 夫婦滝はネットで淡路島の滝を検索すると必ずヒットする淡路島を代表する滝です。
 坂道を降りていくと赤色の鐘楼がありました。
 そのまま上流を見ると滝が見えたので、最初はこれが夫婦滝と思ってしまいました。
 立派な祠があり信仰の篤さを物語ります。
夫婦滝 (メオトタキ) 落差5m 評価5
 夫婦滝のパターンもいろいろありますが、これは滝が落ち口で二つに分かれて流れるパターンです。
 滝の映像
 夫婦滝は山田川にかかりますが、下流には山田川の滝があります。道路の左側で下を見ると滝を見ることが出来ます。
山田川の滝 (ヤノダガワノタキ) 落差5m 評価3
 熱中症になりそうなほどの強い日を浴びて輝いていました。
 滝の映像
 夫婦滝とともにネットで淡路島の滝を調べると一番最初に出てくる淡路島を代表する滝が鮎屋の滝です。
 駐車場に車を停めて少し坂道を登ると前方に巨大な滝が見えました。
鮎屋の滝 (アイヤノタキ) 落差15m 評価8
 それほど高い山がない淡路島ですが、15メートルの落差は本土にも負けない立派な滝です。
 滝の映像
 滝の前を通って坂道を登るとお堂がありました。
 鮎屋の滝にあった案内板に鮎屋ダムの上流の大城池が満水になった時にあふれ出る滝があるとの記載があったので行ってみました。
大城の滝 (オオシロノタキ) 落差20m 評価-
 残念ながら水は流れていませんでした。


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滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
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