赤城小滝(Akagi kotaki)

群馬県前橋市富士見町赤城山
 赤城小滝は赤城山の火山湖の小沼から流れる粕川にかかる滝です。


撮影2015/12/31
 冬の赤城山は冬山入門として多くの登山者が訪れます。私も大みそかに挑戦してみました。
 百名山の赤城山は富士山に次ぐ広大な裾野を要する火山で山頂が陥没し、大沼や覚満淵といったカルデラ湖、小沼などの火口湖があります。最高峰は黒檜山1828メートルですが、登山口が既に1300メートルなので、それほど苦労することなく山頂に立つことが出来ます。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、スキーウェア (上下)、ゲイター、アイゼン(12本爪)、ワカン(未使用)
 ・熊避鈴、音楽プレイヤー
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×1、キャラメル×2、チョコレート×2、ペットボトル×1、熱湯用水筒)
(8時50分)
 黒檜山登山口近くの駐車場を出発します。路面は凍結していました。
 少し道路を歩いた後、登山口へ入ります。
 高度が上がると大沼が良く見えます。
 更に高度を上げると赤城山第二の高峰である地蔵岳(1674メートル)を眼下に見ることが出来ます。最初は雪も積もっていませんでしたが、段々、雪が深くなってきたため、アイゼンを付けることにしました。
 木々が雪をつけ、まるで桜のようです。 
(10時36分)
 駒ヶ岳への分岐となる稜線に出ました。山頂はここを左に曲がってすぐです。
(10時40分)
 2時間弱で山頂へ到着しました。山頂からの見晴らしはあまり良くないので、更に2分ほど歩いて見晴らし台へ行きます。
 10月に登った谷川岳が目の前に見えます。
 左から浅間山、四阿山、草津白根山、苗場山、谷川岳が良く見えます。更に右の方には尾瀬の山々も見えました。
(11時20分)
 写真を撮った後はカレーヌードルを食べて、11時20分に山頂を出発します。
(11時23分)
 黒檜山登山口と駒ヶ岳との分岐を駒ヶ岳方面に行きます。
(11時24分)
 すぐに黒檜山大神へ出ます。
 小沼が真っ白になっていました。もしかすると凍結しているのかもしれません。
(11時54分)
 黒檜山大神からは急な下りが続きますが、雪はないため、ここでアイゼンを外しました。
 坂をおり切ると大タルミと書かれたところに出ました。ここから駒ヶ岳には再び登りとなります。
(12時10分)
 駒ヶ岳山頂に到着しました。
 ここからは急な階段が続きますが、階段など良く整備されています。
(13時00分)
 駒ヶ岳登山口に到着しました。ここから大沼沿いを黒檜山登山口近くの駐車場まで歩きます。
 大沼は全く凍っていません。
 赤城神社へ行ってみることにしました。
 半島に神社があります。
 真っ赤な社殿がありました。
(13時20分)
 所要時間は4時間30分でした。
(13時50分)
 この後、赤城小滝のある小沼へ向かいます。駐車場で少し休憩し、13時50分に出発しました。
 最初は小沼沿いを歩きます。
 先ほど登った黒檜山と駒ヶ岳が見えます。
 山頂からは真っ白く凍っているように見えた小沼ですが、表面に薄く氷が張っているだけでした。
(14時5分)
 小沼から離れオトギの森へ向かいます。
 粕川の水路を覗くと完全に凍って全く水が流れていません。この下流に滝があるのでもしかしたら全く水がないかもしれません。 
(14時9分)
 オトギの森方面へ右折します。
(14時23分)
 しばく歩いていると崖崩れの跡に出ました。そこから下を覗くと赤城小滝が見え、何とか水が流れてほっとしました。
(14時27分)
 更に正面に回って見ることにしましたが、やっぱり見下ろしでは物足りません。
 尾根沿いに下まで降りれそうでしたのでそのまま進むと難なく滝下まで行くことが出来ました。
赤城小滝 (アカギコタキ) 落差10m 評価6
 滝のあるところ以外にもつららが下がって氷瀑になっており、結構、感動しました。
 滝の映像


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