赤城川四滝(Akagigawa yon taki)


群馬県沼田市利根町砂川
 赤城山の北面には下流から、砂川大滝、ゴロスの滝、中滝、銚子の滝の4つの滝があります。

撮影2013/5/19
 「ありがとうございました 労神温泉郷 老神温泉協会」の大きな立看板のところに車を停めます。
 「たきのうえはし」、「おおぼらはし」の間にある階段を降り、そこから川の上流を沢登りすると8分ほどで滝前へ行くことが出来ます。
ロゴスの滝(ロゴスノタキ 落差8m 評価4
 ロゴスとはギリシア語で真理という意味ですが、もしかすると真理の滝なのでしょうか。
 鏡のように磨かれた岩の間を滑り落ちるように流れる滝でした。
 滝の映像
 今回は、他の滝にも挑戦したのですが、滝を見つけることが出来ませんでした。次回の楽しみとします。


撮影2023/10/27
 10年ぶりに赤城川にやってきました。
 今回は赤城川四滝の残り、砂川大滝、中滝、銚子の滝を訪問する予定です。
 最初は砂川大滝に行きました。ロゴスの滝の少し下流の側道を入っていくと車を数台停めれる路肩があるのでここに車を停めます。
 水道橋を右手に見ながら踏み跡を真っすぐ進みました。
 雑木林に入りますが、構わず進みます。
 藪漕ぎをしながら沢へと降りていきました。
 河原へ到着です。
 歩いていると両岸が垂直に立ってきて滝がありそうな雰囲気になってきました。
 沢は荒れ放題で流木が行く手を阻みます。
 流木や大石と格闘していると前方に水音と滝の上部が見えました。
砂川大滝(スナガワタキ 落差30m 評価7
 最初は分岐瀑、最後は直瀑となって滝つぼへと流れ落ちます。
 上部には紅葉が見頃になっていました。
 滝の映像
 次は順番からすると中滝ですが、最も大変なので、最上流の銚子の滝から行くことにします。
 ガードレールの切れ目から入っていくと行き止まりがありここに車をユーターンして停めました。
 落ち葉の中を歩いていると左手に排水溝が見えます。
 この排水溝沿いに滝へと降りていきました。
 沢へ降りると滝がすぐに見えます。四滝の中で唯一、沢を歩かなくても良い滝でした。
 銚子の滝の特色は何といってもこのチョックストーンでしょう。
 大きな石が引っ掛かり、落ち口を狭くしており、これが滝名の由来になっています。
銚子の滝(チョウシノタキ 落差15m 評価7
 こちらも砂川大滝に負けず劣らず良い滝でした。
 狭い落ち口から細い流れが一気に壁面を滑り落ち、まさに銚子のように末広がりに落ちています。
 滝の映像
 最後は最も距離の長い中滝へ行きました。
 ヘアピンカーブの手前のガードレールの切れ目に車を停めて林道らしきところを歩いて行きます。
 するとヘアピンカーブを曲がった先に注意と書かれた古い交通標識がありました。
 この手前に二つの大きな石があり、ここから沢へと降りていきます。
 斜面を降りていくと河原へ出ました。
 大きな石の中を転ばないように慎重に歩いて行きます。
 垂直の壁の間から湧き水が滴り落ちていました。
 捻挫すると一巻の終わりなので、時間はかかりますが、念には念を入れて歩いて行きます。
 すると前方に小さな滝が見えました。
 これが中滝かと一瞬がっかりしましたが、右側に赤テープがあります。
 赤テープのところを歩いて行くと前方に見事な紅葉が広がっていました。
中滝(ナカタキ 落差20m 評価6
 紅葉の下は垂直の壁になっていますが、水は流れていません。この辺は伏流水となって川の水は残念ながら滝の下を流れているようです。
 これだけの落差の壁に水が流れていれば、見事な滝なのですが、残念でした。
 滝の映像


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