遊仙渓の滝(Yusenkyo no taki)

北海道中川郡本別町東本別
 遊仙渓は、本別町東本別の静かな山あいにひっそりと続く渓谷である。



撮影2025/7/25
 鹿よけの柵を開け、林道へと車を進める。
 しばらく走ると階段の上に東屋が見えたが、残念ながら立入禁止となっていた。
 遊仙渓の案内図を眺めると、遊仙の滝・露糸の滝・銀龍の滝・清姫の滝の四つが記されている。
 東屋近くの橋の手前から、最初の「遊仙の滝」が姿を見せた。
遊仙の滝(ユウセンノタキ) 落差10m 時間0分 評価6/10
 右側から覗くと、滝つぼ近くで水しぶきが白く舞っている。
 橋の上からは大きな滝が見えるものの、木々が視界を遮り全容はつかみにくい。ロープを使って沢へ降りれば見えるかもしれないが、人気のない場所で携帯も圏外。ヒグマの気配を思うと、車から離れる勇気は出なかった。
 露糸の滝は探しても見つからず、雨天時のみ現れる滝なのかもしれない。
 銀龍の滝はカーブミラー付近で対岸に確認できた。
 対岸から流れ落ちる支流の滝だ。
銀龍の滝(ギンリュウノタキ) 落差20m 時間0分 評価4/10
 この滝もヒグマへの警戒心が勝り、遠望するにとどめた。高さはあるが支流ゆえ水量は控えめで、細い白糸のように落ちていた。
 滝の映像
 遊仙渓を後にし、まだ訪れたことのなかった北方領土を除く日本最東端、納沙布岬へ向かった。
 ソ連が日ソ不可侵条約を破棄して千島列島と北方領土を占拠したが、日本は、千島列島は帰属未定地、北方領土は日本固有の領土と主張し返還を要求している。
 日本で一番落差のある直瀑は133メートルの那智の滝だが、実は択捉島のラッキベツの滝こそ140メートルもあり、真の日本一と言えるだろう。いつかその姿を自分の目で見られる日が来ることを願いたい。
 岬からは歯舞群島が驚くほど近くに見えた。
 北方領土返還運動を続ける決意を象徴するために作られた四島のかけ橋だ。
 北方四島を4つのブロックで表現し、それが互いに連なり合って大きなかけ橋となり、「領土返還を祈るゲート」を表現しているという。
 また、沖縄の南端に位置する波照間島で自然発火した炎を運んだ「祈りの火」も灯されていた。「北方領土返還運動の火を絶やすな」という合言葉のもとに、現在も燃え続けている。
 続いて、百名城に選定されている根室半島チャシ跡群(1番)を訪ねた。
 代表的なヲンネモトシャシ跡とノツカマフチャシ跡の二つに行くこととし、最初はヲンネモトシャシ跡に行く。
 チャシ跡はアイヌの砦跡で、根室市内には32ヵ所が現存している。
 丘になったところがチャシ跡で、階段が設置されていた。
 突出した岬の上に盛土を行い濠で区画している。
 盛土の向こうにはオンネモトチャシの杭も建てられていた。
 続いてノツカマフチャシ跡に向かう。
 ノツカマフチャシ跡は一号と二号に分かれていた。
 一号は分岐を右に行く。
 一号の杭があった。
 一号は二つある。
 どちらも濠で守られていた。
 分岐に戻り二号に行く。
 こちらも丸い形の砦だが濠はない。海風が吹き抜け、かつての営みを静かに想像させる場所だった。



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