松前城の滝(Matumaejyo no taki)

北海道松前郡松前町字西館
 松前城は、海外からの国防強化のため、幕府が松前藩に築城を命じた城で、完成は安政2年、すなわち1855年である。



撮影2025/7/27
 百名城に選定されている松前城(3番)を訪れた。
 天守閣最上階の3階には「夷酋列像」12枚が展示されており、その中にはアイヌの有力者「乙箇吐壱(イコトイ)」の像もあった。堂々とした髭が印象的で、静かにこちらを見つめている。
 箱館戦争を経ても天守閣を含む建物は残ったものの、明治維新後には本丸御門・本丸東塀などを除き大半が取り壊されてしまった。
 さらに1949年の火災で残っていた主要建物も焼失し、現在まで残るのは本丸御門、本丸表御殿玄関、そして旧寺町御門(現・阿吽寺山門)のみである。
 本丸御門は石垣と屋根の緑青色がよく映え、往時の風格を今に伝えていた。
 天守は1961年に鉄筋コンクリートで外観を忠実に復元したものだが、築後60年以上が経ち老朽化が進んでいる。震度6で倒壊の恐れがあることから、現在は木造での復元計画が進められているという。
 堀越しに眺める天守もまた美しく、静かな水面にその姿が揺れていた。
 天守の入城券と一緒に松前藩屋敷の券も購入していたので、そのまま足を運ぶ。
 町屋の展示も充実しており、往時の暮らしが丁寧に再現されていた。
 やっぱり武家屋敷が気になる。
 思った通り日本庭園が広がっていた。
 松前藩屋敷の隣にも無料の日本庭園があり、こちらも静かで落ち着いた雰囲気だった。
滝石組(タキイワグミ) 落差3m 時間1分 評価1/10
 庭園の奥に、荒々しい石組みの滝があった。人工の滝とはいえ、石の組み方に力強さがある。
滝石組(タキイワグミ) 落差3m 時間0分 評価1/10
 こちらは蝦夷松に囲まれ、独特の風情を醸し出している。庭園の静けさの中に、わずかな水音が響いていた。
滝石組(タキイワグミ) 落差3m 時間0分 評価1/10
 沢沿いを少し遡ると、さらにもうひとつ滝石組が現れた。庭園の中に点在する小さな滝たちが、松前の歴史とともに静かに息づいているようだった。
 滝の映像



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