鍬形不動滝 (Kuwagata fudotaki)

三重県多気郡多気町鍬形地図
 鍬形不動滝は、櫛田川右岸の枝沢にひっそりと懸かる滝で、古くから信仰の対象として大切にされてきたという。山あいの空気は冷たく澄み、正月の静けさがあたりを包んでいた。



撮影2025/1/3
 滝へ向かう道の手前には獣柵が設けられている。
 扉を開けると、すぐ目の前に滝の姿が現れた。
 右手には小さな不動堂が寄り添うように建ち、山の斜面に溶け込んでいる。
鍬形不動滝 (クワガタフドウタキ) 落差5m 評価3
 滝の前には注連縄が張られ、そこから先は御神域となる。
 軽く拝礼して滝つぼへと進むと、水量こそ少ないものの、黒く磨かれたような岩肌を水がゆっくりと伝い落ちていた。音もほとんどなく、まるで時間が止まったかのような静けさが漂う。
 滝の映像
 目を凝らすと、滝の中腹に小さな不動明王像が安置されているのが見えた。苔むした岩の上に佇むその姿は、長い年月をここで見守ってきたことを物語っている。
 せっかくなので、近くの続百名城・田丸城(154番)へも足を延ばした。田丸城は南北朝時代に築かれた歴史ある城で、江戸時代には紀州徳川藩の領地となり、家老の久野氏が城主として明治維新を迎えている。
 駐車場から本丸へ向かう。
 両側に石垣が続き、歩くだけで往時の気配が立ちのぼる。
 ところが本丸に上がると、そこには思いがけずハリボテの天守が建っていた。
 周囲にはLED照明まで設置されている。
 どうやら夜間ライトアップが行われているらしい。



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