長安寺滝(Choanji taki)

奈良県高市郡明日香村大字上
 長安寺滝は、県道155号線が桜井市と明日香村の境に差しかかるあたり、山の奥にひっそりと落ちる滝である。



撮影2025/5/26
 続百名城に選定されている宇陀松山城(166番)を訪れた。
 宇陀松山城は南北朝時代、宇陀に勢力を持った秋山氏が築いた城で、1586年に豊臣氏の支配下に入り城下町も整備された。しかし、江戸時代初期の1615年に取り壊され、今は静かな山城跡として残っている。
 道の駅「宇陀路大宇陀」に車を停め、城へ向かう。
 途中までは車で入れるものの、一般車は進入禁止となっていた。
 歩き始めると、まず深い横堀が現れ、その規模に圧倒される。
 石垣もところどころに残り、かつての堅固な城の姿を想像させた。
 本丸は広々としている。
 かつて天守が建っていた。
 今は白神大明神の石碑が静かに佇んでいる。
 天守台跡からは宇陀の町並みが一望でき、往時の賑わいを思い描きながらしばし風に吹かれた。
 復元図を見ると、かつての城は壮麗であったようだが、今の草木に覆われた姿からは想像しがたい。
 城下町は重要伝統的建造物保存地区に指定されているものの、訪れる人は少なく、静けさだけが漂っていた。宇陀市の財力では城の復元は難しいのだろう。今はCGを見て楽しむしかないのかもしれない。
 城を後にし、明日香村の長安寺を目指す。
 県道155号線の路肩に車を停め、獣柵を開けて山の中へ入る。
 小ぶりながら手入れの行き届いた本堂が現れた。雑草が刈られているところを見ると、今も誰かが守っているのだろう。
 本堂の右手に踏み跡が続いており、その先に滝があると聞いて歩を進める。
長安寺滝(チョウアンジタキ) 落差5m 時間6m 評価3/10
 長安寺滝、別名・不動滝。茶色い岩壁が光を受けて輝いていたが、残念ながら水はほとんど流れていなかった。
 それでも、静かな山の奥でひっそりと佇む滝の姿には、どこか祈りの場のような気配が漂っていた。
 滝の映像



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